俺達は支給されたばかりの新型…(シグナス…と言ったか)に乗り込む。
悪くない機体だ。俺が以前乗っていたウィンダムよりずっと良い。
「胴体にペイント弾が命中したら負けだ。いいな?」
大尉が拳銃を空に向けて撃つ。戦闘開始だ!
悪くない機体だ。俺が以前乗っていたウィンダムよりずっと良い。
「胴体にペイント弾が命中したら負けだ。いいな?」
大尉が拳銃を空に向けて撃つ。戦闘開始だ!
周囲に身を隠せる場所は少ない。スラスターを吹かして大きくジャンプする。
レーダーに反応!ヤツは地上を高速で移動していた。
俺は牽制の射撃を行いながら、ヤツに向かって降下していく。ヤツがこちらに気づく。
『遅い!』
俺は着地と同時に地を蹴り、旋回しながら銃を向け…そこでヤツが撃ってくる。
「チッ!」
スラスターを吹かして射線から外れる。再び銃を向け…居ない!?
コクピットにアラームが響く。上か!?
とっさにシールドを掲げる。ペイント弾がシールドに当たり、赤く染めていく。
「この野郎!」
シールドの影から空へと弾丸を放つ。ヤツは既に居ない。何処に…がッ!?
突然凄まじい衝撃が襲い、俺は左へと吹き飛ばされる。何が…?
機体を起こそうとペダルを踏む直前、俺の眼前に銃口が突きつけられる。
ヤツは俺が空に向けて撃つ前に急降下して、右からケリを叩き込んだ訳だ。
「…どうする。まだやるのか?」
接触回線でヤツの声が聞こえてくる。この野郎…
レーダーに反応!ヤツは地上を高速で移動していた。
俺は牽制の射撃を行いながら、ヤツに向かって降下していく。ヤツがこちらに気づく。
『遅い!』
俺は着地と同時に地を蹴り、旋回しながら銃を向け…そこでヤツが撃ってくる。
「チッ!」
スラスターを吹かして射線から外れる。再び銃を向け…居ない!?
コクピットにアラームが響く。上か!?
とっさにシールドを掲げる。ペイント弾がシールドに当たり、赤く染めていく。
「この野郎!」
シールドの影から空へと弾丸を放つ。ヤツは既に居ない。何処に…がッ!?
突然凄まじい衝撃が襲い、俺は左へと吹き飛ばされる。何が…?
機体を起こそうとペダルを踏む直前、俺の眼前に銃口が突きつけられる。
ヤツは俺が空に向けて撃つ前に急降下して、右からケリを叩き込んだ訳だ。
「…どうする。まだやるのか?」
接触回線でヤツの声が聞こえてくる。この野郎…
結局。ヤツのシールドには赤い点が4つ。俺の機体は…見るも無残な物だ。
勝手な私闘の罰として、俺達は2機のシグナスの掃除を命じられている。
ヤツはさっさと掃除を片付け、何処かに行っちまった。気に入らねぇ…
「ほらよ。」
イラつきながらブラシを動かしていると、後ろからコーヒーが差し出される。
ヤツがコーヒーとブラシを持って立っている。
「お前の分の掃除は終わったんじゃなかったか」
コーヒーに口を付けながら尋ねる。
「連帯責任だから、な」
そういって、コイツはブラシを手に立ち上がる。コイツ…気に入らない、気に入らないが
「お前、名前は?」
「…シン。シン・アスカ」
「そうか。俺は…」
認めてやるよ。
勝手な私闘の罰として、俺達は2機のシグナスの掃除を命じられている。
ヤツはさっさと掃除を片付け、何処かに行っちまった。気に入らねぇ…
「ほらよ。」
イラつきながらブラシを動かしていると、後ろからコーヒーが差し出される。
ヤツがコーヒーとブラシを持って立っている。
「お前の分の掃除は終わったんじゃなかったか」
コーヒーに口を付けながら尋ねる。
「連帯責任だから、な」
そういって、コイツはブラシを手に立ち上がる。コイツ…気に入らない、気に入らないが
「お前、名前は?」
「…シン。シン・アスカ」
「そうか。俺は…」
認めてやるよ。