その命名は統一連合側から、ってのはどうだろう。
諧謔味に満ちた命名の主はやっぱ虎さんだろーか。
諧謔味に満ちた命名の主はやっぱ虎さんだろーか。
「これが、レジスタンスが投入してきた新型機の資料です」
「ふむ。・・・どういう機体だ? これは。量産されてるのか?」
「ワンオフ機です。 ……外見はごらんになられたとおり、まるで既存MSのツギハギです。
戦闘データから見てもそれを裏付ける要素が数多く、
ターミナルでは『ジャンクの寄せ集め』という結論を……」
「……さて、どうするかな」
「どうするか、とは?」
「名前だよ。 そろそろ上のほうがね、『世界を脅かす敵』の補充がほしいんだそうだ。
そうなるとそれなりの名前もほしいんだ、とさ。手間ばかり増やしやがって」
「しかし、こんなゴミの塊にそんな役割が務まるんですかね」
「……それでいこう。『ダスト』、それくらいのほうがいい」
「それでいいんでしょうか……?」
「なに、どうせ潰されるんだ、綺麗な名前も似合わんだろう。
それに……」
「それに?」
「……内緒w さ、さ、公式発表の文面考えるぞ」
「ふむ。・・・どういう機体だ? これは。量産されてるのか?」
「ワンオフ機です。 ……外見はごらんになられたとおり、まるで既存MSのツギハギです。
戦闘データから見てもそれを裏付ける要素が数多く、
ターミナルでは『ジャンクの寄せ集め』という結論を……」
「……さて、どうするかな」
「どうするか、とは?」
「名前だよ。 そろそろ上のほうがね、『世界を脅かす敵』の補充がほしいんだそうだ。
そうなるとそれなりの名前もほしいんだ、とさ。手間ばかり増やしやがって」
「しかし、こんなゴミの塊にそんな役割が務まるんですかね」
「……それでいこう。『ダスト』、それくらいのほうがいい」
「それでいいんでしょうか……?」
「なに、どうせ潰されるんだ、綺麗な名前も似合わんだろう。
それに……」
「それに?」
「……内緒w さ、さ、公式発表の文面考えるぞ」
「レジスタンスの新型MS『ダスト』の討伐に、オーブ軍第十六装甲猟兵師団出撃……
何この記事。言うに事欠いて相手のMSをゴミ呼ばわり?!
シンも笑ってる場合じゃないでしょ、自分の機体バカにされてんのよ?」
「コニール、おかしいに決まってるだろ。
奴らが『ゴミ』と名づけた機体が、奴等を討つ。
俺がそれを実現させてやったときのことを考えれば、笑えてこないほうがどうかしてるさ」
「……ひねくれちゃって、もう」
何この記事。言うに事欠いて相手のMSをゴミ呼ばわり?!
シンも笑ってる場合じゃないでしょ、自分の機体バカにされてんのよ?」
「コニール、おかしいに決まってるだろ。
奴らが『ゴミ』と名づけた機体が、奴等を討つ。
俺がそれを実現させてやったときのことを考えれば、笑えてこないほうがどうかしてるさ」
「……ひねくれちゃって、もう」