◆ライジングのテーマは『金』?
主役のバディをはじめ「ライジング」作中では、様々な場面でキャラが金銭にまつわる言動を繰り返している。
「金」とキャラクター達。 wiki以外への転載禁止 |
【1】仕事中、会場に飾られたシャンパンタワーを「あれ、一杯30ドルとしてぇ、全部で…」と勘定し始めるメアリー。
上司のアニエスに叱られて一旦黙るが、それでもカウントをやめない。
【2】金にこだわり「コレ(ギャラ)もいいしな!」と指で輪っかを作るライアン。
※この金を表現する日本独自のハンドサインは、海外では通じないどころか侮辱の意味を持つ国もあるが(フランス=ゼロ=能なし・南米=尻の穴)、北米版のBD・DVDでもそのままである。
【3】二部のギャラに不満を漏らすバーナビー。しかし、その一方で孤児院支援に入れ込み、出動に遅刻するなど仕事が疎かになっている場面も見受けられる。
ギャラに拘るのも孤児院支援の為で、昼食をホットドッグで済ます・通勤はモノレールを使うなど節約生活をしながら、孤児院の子供達に大量のおもちゃをプレゼントしている。
そのため虎徹自身も「金か?」「バニーの奴がよ、しきりに金、金、言ってて」等とやたら「金」を口にする。
【4】新CEOのシュナイダーから「好きな金額を書いていい」と言われ、契約書もロクに読まずにサインするバーナビー。
【5】子沢山一家の大黒柱ロイズは、
経済的な理由から出世を目指している。(※詳細は
アレキサンダー・ロイズの項目を参照)
【6】ヴィルギルに襲われたシュナイダーが「金か?金ならいくらでも用意する!」と叫ぶ。
【7】エピローグでライアンがアポロンメディアを去る理由は大富豪から高額オファーがあったからと契約書を見せつける。
※何故か契約書に書かれた金額の文字と数字が合っていない(作画上のミスなのか、何らかの理由でライアンが契約書を偽造したのかは不明)
ゲストキャラのライアンがギャラ次第で仕事を請け負う人物であるのに加えて、タイガー&バーナビー2人の意見が食い違うのも、金にまつわる誤解が起因である。
そのため、作中において頻繁に金・ギャラという単語が使用され、ライジングのテーマは「金」なのかと思わせる。
登場人物たちが、やたらと金に固執する、このような露骨な描写はTV版の時には無かったものである。
最終更新:2015年12月02日 22:36