◆父親の慰労より能力披露優先の娘
事件解決後、満身創痍で戻ってきた父親の虎徹からのハグに、娘の楓は一瞬応えようとする素振りを見せておきながら直前になって
「ヤメタ」とその身を翻している。
(詳細は
鏑木 楓の項目を参照)
その理由として、エピローグで二部ヒーロー「チョップマン」の能力をコピーしていた楓が、巨大化した自分の手に驚く描写があり(監督の米たに氏によると、当初ライジングは全体で120分だったものを100分にカットし、その中に楓がチョップマンと接触していた描写も含まれていたとの事)、楓の能力(NEXTの能力をコピーして使用できる)は他のNEXT能力者に触れた時点で上書きされてしまうので、チョップマンの能力を維持させる為に虎徹とのハグを止めたのではないかと思われる。
虎徹のハグを拒む楓とエピローグの楓。wiki以外への転載禁止 |
西田氏の手がけるシナリオの特徴の1つに「○○かと思いました?残念!実は××だったんですよ」という演出を見かけるが、時としてそれが視聴者の予想ではなく期待を裏切る展開に傾く場合があり、このシーンでは後者の意味合いが顕著に現れているように見える。
最終更新:2015年12月24日 20:32