◆単調すぎるキャラの動きと予定調和のような展開
ジャスティスデーのフェスティバル会場を襲撃してきた
実行犯3人組を迎え撃つヒーローズ(と、ルナティックと相対している一時復帰した虎徹)のシーンでは、バーナビー(と、突如飛来物が直撃したライアン)を除いて、ヒーロー達は全員文字通り幾度と無く仲間同士や壁などにぶつかりまくっている。
ぶつかりまくる「女子組」(数字は衝突・激突した回数)※wiki以外への転載禁止 |
とにかく各自さっさと戦う相手を交替すべきである。1、2度位なら強敵を相手に不覚を取るといった演出もありだろうが、特に電撃と凍結に耐性の装備を身に纏っているジョニーが相手では、ドラゴンキッド(以下キッド)とブルーローズ(以下ローズ)は圧倒的に不利である。
(加えてローズは、悪夢のせいで能力が暴走していたネイサンの付き添いでほぼ完徹状態である)
アニエスも、シュナイダーの危機で一時的にHERO-TVでの勝手が許されているのだから、視聴率に悪影響を及ぼしそうなヒーローの無様な姿ばかりを中継していないで、いつもの調子で「アンタ達、とっとと相手変えなさい!」と指示を出すべきである。
分身能力を操る敵の女NEXTカーシャに、本気の蹴りを放つバーナビー。
カーシャに蹴りを放つバーナビー※wiki以外への転載禁止 |
狙った先がカーシャ本体ならば、武器持ちとはいえ半裸の女性に容赦のない攻撃を加えている事になるし、分身と解っているならばそれこそ無意味な行為である。
寧ろ、歩道橋の橋桁すら容易く真っ二つにできるカーシャの武器を蹴り飛ばすか取り上げる等した方が良い。
その際、バーナビーと対決するカーシャは「傷だらけの男もいいものね」とのセリフを言っているが、バーナビーは全ヒーロー中唯一激突も衝突もしていない無傷である。
あそこまで背中から壁や仲間と衝突を繰り返すスカイハイのジェットパック装置に異常はないのか?
彼のヒーロースーツ自体はそれほど重装ではないのだから、激突のショックでジェットパックが破損、その破片が彼の肉体を傷つける危険性はないのだろうか?
ぶつかりまくる「折紙ロックハイ」(数字は衝突・激突した回数)※wiki以外への転載禁止 |
キッドとローズは互いにぶつかり過ぎである。2人とも露出度高めな軽装でありながら、壁や鉄骨、ガラスにヒビが入るほど身体を強打しても骨折1つしていないという、ロックバイソンも真っ青な頑強ぶりである。
また、いかにヒーローとはいえNEXT能力が通じない、いわば丸腰状態の少女二人が老人とはいえ男性からほぼ一方的に攻撃を喰らい続け(ジョニーの武器で何度もメッタ打ちにされている)るのは、アニメとはいえどうなのだろうか。
(ちなみにTV版では、2つの能力を所持するNEXT犯罪者のジェイクが、「7マッチ」と称した全ヒーローとの対決をダーツで決めるという展開があったが、結局4戦目で
バーナビーがジェイクを撃破。キッドとローズは最後まで選ばれなかった)
その一方で、斎藤さん自慢のヒーロースーツに全身を守られていながら、ライアンは突如飛来した謎の破片にメットを吹き飛ばされ、一撃で気絶している。
破片の直撃を受け、気絶するライアン ※wiki以外への転載禁止 |
虎徹のヒーローをクビになってから一体どれだけのブランクがあるのだ、よくそれでヒーロー再就職目指そうとしているな、といわんばかりの無様なワイヤー使い。
ライジングにおいて公式の主張するリアル寄りの作画故か、あるいはstyle2スーツの影響なのか、虎徹の動きだけでなくやけに全体的に鈍重さが目立つ。
ロクにワイヤーアクション出来ずにぶつかりまくる虎徹(数字は衝突・激突した回数) ※wiki以外への転載禁止 |
犯罪者とはいえ丸腰のリチャードの頭上めがけて何のためらいもなく刀を振り下ろす折紙。ヒーローが場合によっては犯罪者の粛清すら辞さないような極端な行動であり、この後リチャードが白刃取り(というより手甲挟み?)をするというのが予め解っているような描写にも見える。(詳細は
折紙サイクロン/イワン・カレリンを参照の事)
最終更新:2016年06月22日 21:35