来歴
アーシェリカの婚約者で、オックスフォード大学に通う
アメリカ人留学生。
貿易業も営んでおり、自家用のガーニー(蒸気式自動車)を買えるほど儲かっている。
少々険しい顔立ちだが、アーシェリカのことを「ハニー」と呼んで溺愛するなど性格はむしろ優しく、そして
荒事屋に向いているとさえ言われる程に肝の据わった男。
フェンシング（サーブレ）が得意で、剣の成績はA。背の高いしなやかな体はアーシェの自慢。
普段は口にしないものの、何故だかオカルティズムには詳しい時がある。
安っぽいオカルト会に所属していた父に反発して神秘主義全般を嫌うあまり、真っ向から否定するために独学でいくらか調べてしまったのだという。
しかし、ハワード本人はあくまでオカルティズムは嫌い。
装備
- フォード社製オースティン1904型の蒸気機関式ガーニー
- 護身用のコルト社製拳銃
- 電信通信機
本編での活躍
webノベルでの活躍
スチームパンクフルボイスファンディスクでの活躍
『アーシェの月曜日、もしくは、ハワード・フィリップスの憂鬱』では
マタイオスとの商談を行い、その後木から落ちたアーシェと猫を助けた。
『仔猫の紅茶』ではアーシェとの会話でNYチーズケーキの話題から
《大消失》のことを考える。が、
大心理迷彩により多くを考えるには至らなかった。
その後
変わらずアーシェと共に過ごし続けている。
ジョン・タルキーンに作家の才能があると言われるようにもなったが、特に物語を執筆する気はないようだ。
元ネタ
アメリカのSFホラー作家で、クトゥルフ神話の創始者であるハワード・フィリップス・ラヴクラフト。
縦長の顔は自身の写真や肖像画から。
備考
ランドルフの孫は西亨で婚約者とガーニーを乗り回している人物だと語られており、元ネタも考慮すれば彼である可能性が高いと言える。
登場作品
- 第7位の大司書であり、インガノックの狂人ランドルフ・カーターの孫か曾孫である可能性が高い…… -- 名無しさん (2013-04-19 00:40:26)
- 今の所。最も真っ当にしてまともな紳士である -- 名無しさん (2013-09-18 21:56:17)
- アルベールも負けてないぜ。イズミの里帰りに付いて行ってハワードと紳士同士通じあって握手をして欲しい所だ。いや、軟派なところでパリ紳士と新大陸紳士では決裂してしまうのか？ -- 名無しさん (2013-09-19 13:43:11)
- ちなみにハワードの貿易業は汚染された海を進める特殊な船を用いた海運業。たぶんこの船には海洋公ミゲール辺りが関わってるんだろうけど、さっぱり言及されない悲しさ -- 名無しさん (2013-09-22 20:27:25)
- ラヴクラフト本人という物語的に超重要人物かと思えば、そうでもなかったことにびっくりだわ -- 名無しさん (2013-09-22 20:51:53)
- 物語的にも超重要だぞ。物語を「執筆せぬ事」により、宇宙単位で邪神を抑えているんだからな。その分スチパン世界の被害が甚大だが… -- 名無しさん (2013-09-22 21:45:00)
- つまりアーシェは宇宙の救世主ということか！ -- 名無しさん (2013-09-23 03:01:57)
- 偉大なる初代十碩学の息子であるはずの父はなんで安っぽいオカルトなんかにのめり込んじゃったのかね？ランドルフの背中を追ったけど頭脳も幻想の声を聴く耳も持ちあわせてなかったからインチキオカルトに走ったんだろうか？ -- 名無しさん (2013-09-24 18:29:04)
- ↑別に確定情報という訳じゃないし -- 名無しさん (2013-09-24 20:04:56)
- ↑×3アーシェは女神で太陽ですから！（ＳＦＦ）―ふっこくのおさるのすで裏付け漫画ありましたな -- 名無しさん (2013-09-24 21:29:27)
- 父ウィンフィールド氏は神話（創作）中か史実でオカルトに走ってたからじゃね？ -- 名無しさん (2013-09-24 21:30:23)
- ランドルフ・“カーター”とハワード・“フィリップス”が本当に祖父と孫の関係なら、姓からしてもランドルフの娘がハワードの母親って可能性の方が高くないだろうか？ -- 名無しさん (2013-09-25 03:49:06)
- ↑5、↑2 ラブクラフトの父親はエジプト系フリーメーソンの会員(後世のクトゥルー神話による設定らしいが)だったから元ネタそれじゃね？ちなみにフィリップスは史実の彼の母方の姓 -- 名無しさん (2017-06-02 20:37:09)
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最終更新：2017年06月02日 20:37
