歴史

203 :初代1◆zhFdGsjV7M:2005/09/13(火) 23:44:15 ID:/G+8jkb2
2-843でつくられた、カマドに土が満遍なく土が盛られた。
土の厚さは3~5寸程度で、所によって厚さはまちまちだ。
素焼きレンガのカマドは以外と丈夫だったららしく、その過重に
十二分に耐えている。
盛った土が、十分に乾燥するのをまって、いよいよ火入れをおこなう。

カマドの中には、素焼きの土器のほかに、いくつか『アルカリ釉薬』を塗ったものも
あるようだ。そして、この試みは、見事に成功する。

表面に塗った釉薬は高温によって液化し、土器に馴染む。
それと同時に、その組成を変化させ、土器の補強と穴をふさぐ効果をもたらす。
こうして出来上がったのは、濃い茶色の陶器だ。

「おおー!なんかできてるだよ!!!」

陶器の歴史はかなり古く、エジプトやメソポタミヤ等の遺跡からも
それなりに発掘されている。当時の生活様式や工業レベルなどを考えると
かなり高価なものであったことは、疑いようが無く。
中には、貴金属以上の価値として取り扱われるものもあったという。

「うーん!うーん!」

その陶器の第1号がカマドの中から・・・・・

「うーーーーーーーん!!!!」

出てこない

「なんか、下とくっついているだよ。どうしたもんだかねー」

これで、よかったのか?

3-204で外側の底に釉薬をぬらないという方法が提示

歴史
最終更新:2005年09月14日 10:18