87 :初代1 ◆zhFdGsjV7M:2006/01/09(月) 17:47:18 ID:+oCz6Oez
いま、陶器があつい!!
「そりゃ、カマドのなかだからなぁ」
っと、いうわけで、原始人的陶器の焼き方を見てみることにしよう。
1、まずは粘土つくり
村の赤土を一度水によく溶かし、適当に掘った穴の中にいれ、しばらく待つ。
水がひあがったら、上のきめ細かな部分だけを取り出す。
2、よくこねる
出来上がった粘土に少量の水を加えながら、よくこねます。
押し込むようにして、空気を追い出すのが、ネ申からのアドバイスでした。
3、形を作る
ロクロなんてものは無いので粘土の塊を削ったり
あるいは、ひも状にした粘土を積み重ねたり
最後に、取っ手をつけたり、藁縄で縄目をつけてみたりします。
4、乾燥
物置用の洞窟で、たっぷり4日乾燥させます。
雨が降ったら、やり直しです。
構造上の欠陥があったりすると、この時点で割れます。
5、焼く
カマドで素焼きです。
つづく
88 :初代1 ◆zhFdGsjV7M:2006/01/09(月) 17:58:15 ID:+oCz6Oez
焼いてる様子をみてみましょうか・・・
レンガつくりのかまどの中に、陶器が並べれれていいます。
もちろん床に、じかにおきます。
大小様々なものが20個ほどでしょうか?
カマドの奥のほうに、隙間を惜しむように並べれれています。
並べおわったら、レンガを積んで、入り口を小さく絞ります。
外側に、土を盛るのも忘れません。
薪を足すための、顔の大きさ程度の穴だけのこして、閉じてしまいます。
まずは、乾燥した小枝を沢山入れます。そこに、火のついた松明を放り込みます。
火に勢いがついてきたら、腕の太さ程度の丸太をくべます。
こうして、まる2日、寝ないで火をたき続けます。
これで、素焼きが完了。
まだつづく
90 :初代1 ◆zhFdGsjV7M:2006/01/09(月) 18:07:20 ID:+oCz6Oez
6、釉薬をぬる。
あらかじめ、水晶なんかで、地道に削っておいた
長石・珪石・石灰なんかを粘土と混ぜ、水を多めにした泥のようなもの
素焼きの陶器にぬりつけます。
素手で泥をつかんで、塗りこむだけです。
7、乾燥
再び、4日乾燥させます。
8、焼く
再び、素焼きと同じ手順で焼きます。
こうして、出来上がる陶器は全体の約5割
1度目の焼きで7割が残り
2度目の焼きで6割が残りますが
釉薬が綺麗につかないことがあったりします。
いろいろ、改善しなきゃならないことが多そうな気がしますねぇ
最終更新:2006年01月10日 09:23