名前:レクス・サクリフィネイン
年齢:19歳
種族:人間
性格:
装備:
主に敵の捕縛に使う。
主に逃走用に用いる。しかし、手のひら大の大きさと相応の重量から充分な機動力を確保するため一つしか所持していない
唯一使える魔法の条件により、出かける際は未使用の武器を所持している。主に短刀が多い。
魔法:
【引き寄せる手(ファントム・アームズ)】
手持ちにある専用の羊皮紙を触媒として消費することで予め用意しておいた物を手元に呼び寄せる召喚魔法。
しかし召喚できるものにも条件がある。
条件1…レクスが持てるサイズ、重量であること
条件2…無機物であること(生物や生物に由来するものは対象にすることができない)
条件3…呼び出すものの構造を把握出来ており、明確にイメージできること(見ただけのものや構造が複雑なものは呼び出せない)
条件4…召喚する物の所有権が自分にあり、1度でも触れたことがあること(相手が使っているものや、売り物などは例え構造が分かっていても召喚して奪い取るなどができない)
また、召喚した物が手から離れるとそれは元の場所に戻り、1日を過ぎるまでは再び召喚することはできない。
備考:出自はとある北方領で比較的裕福な家庭で育つ。物心着いた時には既に大戦が始まっており、間もなくして半ば強引に徴兵された。
しかしながらまだ幼く何不自由のない生活しか送ってこなかったレクスなど戦力になるはずもなく、戦場に出しても無駄死にが目に見えていたためその扱いに難儀していた。
タダ飯も食わせる訳にもいかず、明確な案が浮かぶまでは取り敢えず、秘密裏に動かしていた軍事研究施設預かりとなった。しかしそこでの研究とは主に薬物を使った実験による研究であった。軍としてもローコストで治療できる薬や兵士を奮起させる薬、拷問で使う薬などが急務であったため、そのモルモットとしてレクスを使ったのである。日々繰り返される投薬実験に加え、並行して成長した時に向けての厳しい戦闘訓練にも参加させられる毎日であった。
そして元々魔法適正がゼロであったレクスだが、繰り返される肉体改造や投薬実験により偶然にも後天的に魔法を身につけることに成功していた。
その後いよいよレクスを戦場に投入する段階で王国軍以下南方領主軍の勝利が確定し、レクス諸共、研究所も永久凍結となったのだった。
一方レクスの両親は息子を連れて行かれた悲しさに打ちひしがれる暇もなく、当時戦費が危うかった軍からその裕福さに目をつけられることになった。両親にはレクスを戦場に出さない代わりにと脅し、支援金として膨大な額の戦費を借金をさせてまで軍に融資させた。その結果、両親は一切の経済的余裕が無くなり、家は差し押さえられ、母は夜の水商売、父は奴隷のような土木業務に勤しむようになった。
全ては愛する息子のためにと働いていた両親だったが、1年もしないうちに母は病気を貰い急死、父も過労で倒れ、間もなく死亡した。
幸いにも2人の保険金のおかげで借金は帳消しになり、レクスに債務義務が発生することはなかった。が、レクスがこの事実を知るのは北方領主が敗走して終結し、家路を辿った数年後の対戦終了後になる。
その後、帰る場所も行き場も失い、現実に絶望したものの、今では割り切って考えており、ギルド『アプリビア』へ加入してからは人の温かみにも触れて、日々任務をこなし、日銭を稼ぎながら前向きになっている。
募集:
※付属ステータス(鯖主がプロフィールから独断と偏見で付けたもの。ロールプレイをする際の立ち回りに加味してください)
- タフガイ/度重なる身体への負荷に対して、”無視”をすることで耐性をつけた。(致命傷以外で怯まず、また描写に影響も受けない)
- 凍てつく心/血沸き上がることはあれども、これまで以上に凍り付くことは恐らくない。(戦闘や交渉時、動揺や外傷による影響を受けない。)
- 投薬限界(オーバードーズ)/限界は既に超過した。益も不利益も被らない。(薬草、毒、麻痺、睡眠等、外的要因による状態異常による”描写”への影響を受けず、自己治癒以外で回復しない。(石化や精神攻撃等、肉体を直接変化させたり、精神的なものは含まない。))
- 自己治癒(リジェネレーション)/回復と破壊を経験した身体にとって、思わぬ副産物。(戦闘後に中傷までを回復する/セッション中、一夜を開ければ重傷までの傷を完全に回復する。)
- 神への反逆者(レジスタンス)/薬も効かず、攻撃に対しても怯まない、人を模倣する感情はあるようだが、これでは神から加護は与えられない。(自身に対する回復、防御系統の神聖魔法の影響を受けない。)
最終更新:2022年07月06日 01:26