【名前】鹿目まどか
【名ゼリフ】「忘れないで、響さん。貴方は独りなんかじゃない……世界中のみんなの歌が、貴方を支えてくれるから」

【本ロワでの動向】
参加者として登場。
途中でサーシャに乳を吸われつつも、殺し合いの中必死に頑張ってきた彼女だったが、ロワが中盤に差しかかった時に、重要な転機を迎えることになる。
「誰の願いも否定させない」という決意のもと、神の力を受け入れたまどかは、人と異なる次元に生きる、概念存在となってしまったのだ。
参加者達に直接干渉できなくなった彼女は、世界そのものに働きかけることによって、彼らを幾度となく助け続ける。
本来支給されるはずのなかった支給品や、主催の情報が流出しだしたのも、全ては彼女の尽力のたまものだった。

そして、どんなときでも、ひとりじゃないにて、イザナミ相手に窮地に立たされた立花響の元へも、まどかは姿を現した。
神の力を秘めた勇者へと、彼女はその力の意味を語る。
ラーゼフォンに与えられた調律の力は、世界を破壊し書き換える力だと。
この世界を再構成してしまえば、殺し合いそのものを、なかったことにできるのだと。
しかし、響はその申し出を拒絶。あくまで今ある世界を守るためだけに、真聖シンフォニックガオガイガーの力を使うと宣言する。

「……うん。貴方ならきっと、そう言うと思ってた」

穏やかな微笑みを浮かべながら、まどかは響にそう返す。
高みから人を見ていた彼女は、響の戦う理由も知っていたのだ。
ようやく自分と同じ仲間が出来たかもしれなかった――あるいは、そんな未練があったのだろうか。
少し寂しげに笑いながらも、まどかは響の背を押して、ガオガイガーから姿を消す。
全ては、己の戦いのために。
死を乗り越えて新生した、我妻由乃松岡勝治――迫り来る2柱の邪神との、最後の戦いに臨むために――

女神となって以降のまどかは、メタ的に危険な事態が起きる度、書き手達によって動員され、八面六臂の大活躍を見せた。
その仕事ぶりたるや、終盤にてベール・ゼファーに、「この期に及んでまだ邪魔をするというの!?」と言わしめるほどである。一方すぐ傍にいたジュラルの魔王からは、「気にするな!」と一蹴されていた。
ブレイドラやスピード・ウォリアーと並び、過労死トリオと称されて、親しまれていたのも記憶に新しい。まどかだけ格が違いすぎる? 気にするな!



【名前】暁美ほむら
【名ゼリフ】「はーひふーへ…ほ……」

【本ロワでの動向】
参加者として登場。
繰り返す時間遡行の旅路の中、その上ロワにまで放り込まれたほむらは、自暴自棄になりかけていた。
その摩耗した心に影響を与えた者こそが、なんとあのばいきんまんだったのである。
見かけによらない機械技術に感銘を受け、何度倒されても諦めない姿に感化されていくほむらは、次第に心の余裕を取り戻していく。
さすがにまどかが概念と化し、ほむらの前から消えてしまった際には、
彼女に会いたい一心で、月への自爆特攻という無茶をしでかしたのだが、その暴挙を止めたのも、ばいきんまんの説得だった。
様々な経験と教訓を経て、その「不屈の心」を学んだ彼女は、その後その技術力を活かし、首輪解除や情報の獲得などに尽力する。
最終決戦にて追い詰められた瞬間、そんな偉大なる恩人の言葉を呟いたほむらは、主催本拠地の6割を巻き込む、壮絶な自爆の炎の中に消えたのだった。



【名前】美樹さやか
【名ゼリフ】

【本ロワでの動向】
参加者として登場。
似た者同士の臭いを感じたのか、シンと意気投合。
仲良く行動を共にしたり、神隼人に「強くなりたい」と願ったことで、あわや地獄を見せられかけたりと、名コンビぶりを発揮する。
しかし、そんな幸せな時間も、そう長くは続かなかった。
言峰綺礼とがめの毒牙にかかり、追い詰められ暴走したさやかは、遂に魔女へと堕ちてしまう。
丸藤亮の示した道も決定打とはならず、荒れ狂う怪物と化したさやかの介錯を引き受けたのは、シンの南斗孤鷲拳だった……



【名前】佐倉杏子
【名ゼリフ】

【本ロワでの動向】
参加者として登場。
支給されたアンパンマンの頭部を、坂田銀時と奪い合った時には、彼らがアンパンマンを殺したのではないかと、他の参加者から疑われたりもした。
また、レイとは通じ合うところがあったようで、彼が命を落とした後には、その生き様を受け継ぐことになる。



【名前】キュゥべえ
【名ゼリフ】

【本ロワでの動向】
参加者として登場。
行く先々で営業を続け、魔法少女を増やそうとしていたインキュベーター。
そんな彼が最後に会ったのは、コーウェンとスティンガーだった。
見事契約を成立させ、彼らに魔法少女の力を与えたキュゥべえだったが、その矢先、予期せぬ悲劇が彼を襲う。
なんと彼はその場で捕えられ、バリバリと丸かじりされてしまったのだ。

「インキュベーダーは美味しいだろう? スティンガー君」
「う、うん、そうだねコーウェン君」

感激にむせび泣く魔法少女姿の怪物達に、吸収され一体化していくキュゥべえ。
彼のこれまでの悪行を考えれば、因果応報と言える末路……のはずなのだが、その光景があまりに想像の斜め上すぎたため、
どうコメントしていいものか分からない、というのが、読み手諸氏の総意だったようだ。

もっとも、そんなキュゥべえにも、ただ1つだけ功績が存在する。
化け物じみた戦闘能力を持つ、鑢七実と契約したことで、ソウルジェムという弱点を作ったことだ。
契約を成立させた話においては、大勢の被害者を出すことになったものの、元が完全無欠な存在だっただけに、このソウルジェムこそが、後に唯一の突破口となったのである。

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最終更新:2012年05月02日 02:01