【名前】折原臨也
【出典】デュラララ!!
【性別】男
【年齢】永遠の21歳(25歳)
【名ゼリフ】「仇討ち?おいおい勘違いするなよ化け物。俺は俺のために、君を殺すんだ」
【支給武器】ノートパソコン@とある魔術の禁書目録、拡声器@デトロイト・メタル・シティ

【本ロワでの動向】

本ロワでも他ロワのように外道に卑怯に冷徹に人間観察を実行……するかと思われていた。
だが、実の妹である折原九瑠璃折原舞流が参加していたため比較的綺麗な対主催に。
台詞でも内面描写でも行動方針でさえも「妹なんてどうでもいい」と言っておきながらネットで情報を集めたり彼女たちが普段たむろしているチャットを見てみたり果ては拡声器を使用したりと、どう見ても妹たちと合流しようと必死に行動していた。ツンデレ乙。

しかしそんな臨也の頑張りも虚しく二人の妹は第一回放送で呆気なく名前が呼ばれてしまう。
それを聞き電柱を無言で殴りつけた後、「あいつらが死んだって俺には関係ないよ」と誰にでもなく呟く彼の背中は、悲しみに溢れていた。
その後遭遇するマリク・イシュタールとポーカー勝負で引き分けにし、得意の情報戦により妹の仇がキルア・ゾディアック零崎人識であると特定。
別に関係ないけど、と言っておきながらも彼らを殺すために行動を開始する。

俗に中学校大戦と呼ばれる騒動では合流した岡部組、対主催集団の月組、マーダーであるゴルゴやハセヲとキルアと言った面々を中学校に誘導し、潰し合わせることに成功する。
ここで妹の仇であるキルアを目論み通り他者の手で殺させる。黒幕の面目躍如である。
また夜神月ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア に自分に似た空気を感じ取りステルスマーダーを燻り出そうと頭脳戦を行ったが、実際は対主催であったルルーシュと当時はまだ記憶喪失だった月には意味を成さず、逆に己が中学校大戦を引き起こしたのだとばれそうになったので機会を見てグループを抜ける。
これが後に岡部組を崩壊させる遠因になることになる。綺麗な対主催になっても相変わらずの間接的殺害数と言えよう。

そんな臨也に遂に決断の時がやって来る。

中学校から離脱した直後、上条当麻いーちゃんVS一方通行&零崎人識の戦いに遭遇。
戦闘の結果手負いとなった零崎人識の前に待ってましたと言わんばかりに現れる。
しかし臨也は人の手を使い間接的に人を殺したことは有っても、某寿司屋に揶揄されるように自分の手は一度も汚したことがなかった。
「全ての人間を愛している」と豪語しておきながらあらゆる人間を傷つけ続ける男は、果たして一線を越えて「愛すべき人間」を殺すことが出来るのか?
老若男女、ありとあらゆる人間を殺してきた零崎を前にして一人目を殺すことを葛藤する様は正しく折原臨也本人が喜びそうな安っぽい悲劇であった。

最終的に臨也は零崎を殺人『鬼』として殺害する。

折原臨也は生まれて初めて『妹のため』に人を殺した

そしてその直後、仇討ちが終わり気が抜けたのかガイアメモリの精神汚染により暴走したフェイリス・ニャンニャンにあまりに呆気なく殺されることとなる。
間接的に岡部を殺し、その岡部の死により後に完全に暴走するフェイリスに殺される。
皮肉のこもった臨也死亡SSは原作のジンクス通り、投下順にして3の倍数話であった。

尚、直接手を下したわけではないが、彼が仕掛けた中学校大戦において狙い通りキルアも死亡しており、パロロワ企画では珍しく、失敗することも、横取りすることもなく、自らの手による敵討ちを完遂させている。

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最終更新:2013年11月27日 21:26