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ローゼンメイデン百合スレまとめ@ウィキ
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ローゼンメイデン百合スレまとめ@ウィキ

あやかしパッション

最終更新:

rozen-yuri

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だれでも歓迎! 編集


「ふあぁ…もうそろそろ起きなきゃ…」
 朝。太陽の光に照らされて水銀燈は目を覚ました。
 今日は雛苺と遊びに行く…いわゆるデートの日である。
 遅刻しては大変と、水銀燈はベッドから降りた。…のだが、その時違和感を感じた。
「…あれ…」
 その違和感を確かめるために、股を触ってみる。
 いつもはスカスカしているはずの空間にある、弾力のある柔らかい感触…。
 恐る恐るズボンとパンツの中を覗き込んでみると…。
「…な、何よこれぇーーーー!!??」
 そこには、確かにあった。女性には無い、アレが。


――あやかしパッション―― 


「う、うそ、え!? 夢、夢なのこれ!?」
 突然身に降りかかった異常事態に水銀燈の頭はパニックになった。
 そりゃそうだ。今まで無かった物がいきなり生えて来たのだから。
「…落ち着きなさぁい、落ち着くのよ私…」
 深呼吸を何度かして心を落ち着かせる。それから生えているそれをもう一度見る。
 それは明らか男性器で、自分の意志である程度動くらしく意識するとそれは少しピクピク動いた。
 それの下には女性本来の割れ目があることを、触って理解できた。
 これとそれは別々で動いているようだ。
 更に考えていくと、自分に起こったようなのを見た覚えがあった。
「…ひょっとして、これって真紅が言ってた「フタナリ」ってやつぅ…!?」
 いつだったか真紅が見せてくれた薄っぺらな本(同人誌)にこの様な人間が書かれていた事を思い出した。
 世の中には馬鹿馬鹿しい事を考える人がいたもんだ、とその時は思った。
 のだが、まさか現実に起こるとは思わなかった。それも自分がなるなんて。
「……でもこれ、どうすれば良いのよ…」
 とりあえずこれが何なのかは分かったが、根本的な解決になっていない。
 どうやったら元に戻るのか、はたまたなぜこうなったのかは全く原因不明だ。
 どうすれば良いのか、水銀燈は途方にくれて深い溜息を吐いた。
「…いけない、もうこんな時間!?」
 ふと時計が目に入ったが、もう起きて三十分以上過ぎている。
 このままだとデートに遅刻してしまう。とりあえずこの事は置いといて目の前の問題と向き合うことにした。

 待ち合わせ時間の十分前、待ち合わせの公園で水銀燈はベンチに座って雛苺を待っていた。
(…でもこれ、どうすれば良いのよぉ…)
 水銀燈は頭を抱えて途方に暮れる。相変わらずあれは元に戻っていない。
 スカートを履いているので見た目でばれる事は無いと思うが、それでもばれるのでは無いかと怯えてしまう。
「水銀燈、お待たせ!」
 頭を抱えていると明るく元気いっぱいの声で呼ばれた。
 顔を上げると雛苺が元気な笑顔を浮かべてこちらを見ている。
「おはよぉ雛苺。今日も元気ね…」
 水銀燈も笑顔を作って雛苺に挨拶するが、それに違和感を感じ取ったのか雛苺は少し首を傾げた。
「どうしたの水銀燈。元気ないように見えるの…」
「そ、そんなこと無いわよぉ。朝もヤクルト飲んできたものぉ」
「…そうなの?」
「そうよぉ。それより、そろそろ行かないと映画始まっちゃうわぁ」
「そうだったの! 行こ、水銀燈!」
「ふふ、慌てないの」
 雛苺は水銀燈の手を取って立ち上がらせ、そのまま早足で映画館へ向かっていった。

 だが雛苺の柔らかい手に意識が集中した時、股間…厳密には男性器に違和感を感じた。
 熱を帯びていくような、奇妙な感覚…。
(な、何…!?)
「うゆ? 水銀燈?」
「な、なんでもないわぁ。行きましょう」
 その違和感をなんでもないと自分へ誤魔化し、そのまま進んでいく。

「…ううっ、えぐ…」
 横では雛苺が涙を流しながら映画を見ており、水銀燈も泣きはしないがそれなりにストーリーに見入っていた。
(なかなか良く出来てるじゃなぁい)
 そんな事を思っていると、不意に手の平が温かくて柔らかい感覚に包まれた。
 見てみると雛苺が自分の手を握り締めており、涙を拭いた目で「エヘ」とでも言いたそうに笑っていた。
 薄暗い中のその表情はどこか大人びて見える。
(ふふ、可愛いんだから…。…いや、また…!)
 手を握られその表情を見ると、またもあの時の違和感を感じてきた。
 しかも今度は胸まで昂ってきてしまう。
(…な、何なのよぉ…!)
 いても立ってもいられなくなり、水銀燈は立ち上がった。
「水銀燈?」
「ちょ、ちょっとお手洗行ってくるわぁ…」
 それだけ言い、座ってる人に軽くお辞儀をしながらホールを出てトイレに向かう。

 トイレの個室へ入ると、恐る恐るスカートの上から股間を触る。
 すると、その部分が最初の時よりも大きくなっているのが分かった。
 しかも柔らかかった弾力が、随分と固くなっている。
「な…何でよぉ…。…まさか…」
 ひょっとして、あの雛苺に少し興奮してしまったからだろうか。
 そう言えば来る時に手を繋いだ時も…。
(…とにかく、これを落ち着かせなきゃ…)
 興奮して固くなったなら、とにかくこの興奮を鎮めなければ。
 その為に水銀燈は必死に興奮を鎮めるために色々な事を考えた。
 その大半はどうでも良いような事だ。
(…そう言えばつぶやきシローって今何してるのかしら…)
 そんな心底どうでも言い事をひたすら考えていった。

 
 やがて落ち着きを取り戻してトイレを出ると、上映していたホールから人がゾロゾロと出てきていた。
 その中から雛苺が出てきて水銀燈の元へと駆け寄って来る。
「何してたの? もう映画終わっちゃったのよー」
「そ、そうみたいねぇ…とにかく出ましょうか」
 とりあえずその人波の流れに乗るようにして映画館から外へ出た。
「じゃあ今度はどこ行くの?」
 上目使いでこちらを見てくる雛苺。直感的にヤバイと感じ取り、水銀燈は少し目を逸らす。
 またさっきみたいになりかねない。
「…雛苺、私の部屋に来ない?」
「水銀燈の部屋に?」
「えぇ…その、少し相談したいことがあるのよぉ…」
「? いいのよ」
 とてもこんな状態じゃデートを楽しめない。それより、この問題をどうにかしたかった。
 雛苺に相談してどうにかなるかは分からないが、少なくとも少しは気が楽のではないか、と思ったのだ。
 それから二人は水銀燈のアパートへと向かって行った。

「それで、相談したいことってなんなの?」
 水銀燈の部屋で、雛苺が先に話を切り出した。
「え、えっと…そのぉ…」
 聞かれた水銀燈は、普段見せない様な表情をしてそのまま俯いた。
 しばらく俯いていると、やがて意を決したように顔を上げる。
「ちょっと、こっち来て…」
 雛苺を手招きして近くに来させる。
 すぐ傍まで来ると、水銀燈は履いているスカートの端を掴んだ。
「……その、ビックリすると思うけどぉ…」
「何なの?」
 そのままスカートをたくし上げ、パンツまで露にする。
 その時点で普通の女性よりも膨らんでおり、違和感を雛苺は感じ取った。
「…何か膨らんでるの…」
「…み…見て欲しいのは…その中なのよぉ…」
「パンツの中?」
 水銀燈にそう言われて、雛苺は素直にパンツを下ろしていく。
 スルスルと下ろしていくと、やがてそれが露になり、雛苺の目が大きく開かれた。
「な、な、な…! これってまさか、おち…!?」
「…多分そうだと思うわぁ…。朝起きたらいきなりこうなってて…」
「どうして、どうしてなの!?」
「それが分かったら苦労しないわよぉ。…こんなこと相談できるの、雛苺しかいないんだからぁ…」
 顔を真っ赤にして言う水銀燈。
 その目には薄っすらと涙が浮かんでいて、雛苺もどれだけ水銀燈が悩んでいるのかが分かった。
「……本物、なの?」
「ええ…触っても感覚はあるし…」
「…触ってみてもいい?」
「う…うん…」

 水銀燈の許可を得て、雛苺は恐る恐るといった様子でそれを触る。
 触れた瞬間、水銀燈の体とそれがビクンと震えた。
「あぁん!」
「ご、ごめん。痛かったの…?」
「ち、違うわぁ…ちょっと感覚に驚いちゃって…続けて…」
「うん…」
 それから更に雛苺は優しい手つきで触ってそれを確かめていく。
 そうして行くとそれは段々大きく固くなっていき、水銀燈の息も荒くなっていった。
「す、すっごい大きくなったの…。…水銀燈大丈夫? 息が苦しそうなのよ…」
「…だ、大丈夫よぉ…ただ、雛苺に触られてると思うと、凄くドキドキして…」
「水銀燈…ヒナもなんだかドキドキしてきたの…」
 こういう、いわゆる性行為は初めてではない。
 だが、この異常な状態での行為に、二人とも普段以上に興奮してきてしまった。
「水銀燈…」
「……んっ…」
 どちらともなく口付けをして、強く抱きしめあいながら舌を絡め合わせる。
 そんな事をしているとますます水銀燈の男性器がこれまでに無いほど大きくなり固くなってきた。
 それを雛苺は更に摩っていく。
「うんっ、あぁ…」
「水銀燈のこれ、凄く苦しそうなのよ…」
 固くなったそれを惚けたような表情で見つめる雛苺。
 そのまま体をずらしていき、それが目の前まで来る位置まで降りた。
 そしてそれを見つめて少し考え込んだ後、それに今度は舌を這わせ始めた。
 指とは違う、濡れた生暖かい感覚に水銀燈の体に電流が流れたような感覚が走る。
「ああっ!! ひ、雛苺、何を…!」
「ちゅ……真紅の本に、こんなのが書いてあったの…こうすると、喜ぶって…」
(真紅ったら、雛苺にまであんな本を…!)
 一瞬真紅に怒りの感情が沸きあがったが、絶え間なく来る雛苺の口淫に、それもすぐ忘れてしまう。
 割れ目やカリの裏などを攻め立ててきて、快感が限りなく伝わってくる。
「ちゅ…ちゅる…。…何かしょっぱいのが出てきたの…」
「…ひ、雛苺…!」

「…あむ…」
「あぁっ!」
 それまで舌を這わせるだけだったのが、いきなり口を開けてそれを咥えこんで来たのだ。
 ねっとりとした口内に包まれ、今までよりも強い快感が体を襲う。
 口の端から零れる唾液も気にせず、雛苺は淫らな音を立てながら刺激を送り込んでくる。
「…はぁ、水銀燈、気持ち良い?」
「…う、うん…凄く…」
「良かった…ん…」
 水銀燈にそう言われ、嬉しそうに再び咥える雛苺。
 次第に、水銀燈の男性器へ何かが集まってくるような感覚がしてきた。
 水銀燈のそれがビクビクと震えだす。
「ひ、雛…いち…ああっ!」
「ううんっ!?」
 水銀燈は雛苺に咥えられたまま絶頂を迎え、口の中へと思わず出してしまった。
 慌てて口を離したが射精は収まらず、そのまま雛苺の顔へと飛び出た精子(らしき物)が汚していく。
「…はぁ…はぁ…」
「…凄いの…」
「…ごめんなさい雛苺…大丈夫…?」
 慌ててティッシュで雛苺の顔を拭いて、静止を拭き取っていく。
 雛苺は惚けたまま顔に付いた精子を指で拭ってそれを見た。
「…白い…これって、精子なの?」
「…多分…」
「凄いたくさん出たのよ…。でも、まだこんなに固い…まだ苦しいの?」
「…そう、ね…」
 さっきの快感が忘れられず、思わず正直に答えてしまった。それを聞いて、雛苺はクスッと笑う。
 所々拭き取れなかった精子で汚れた顔は、随分といやらしく見え、また男性器が熱くなる。

「…じゃあ、今度はこっちなの…」
 服を脱ぎ去り、微笑んで水銀燈を誘う。
「…いいの? 本当に…」
「今更なに言ってるのよ。…水銀燈だから、いいのよ…」
「…雛苺…」
 雛苺に覆いかぶさり、再び深い口付けを交わす。
 口を離すと、二人はしっかりと見詰め合った。
「…じゃあ、いくわよぉ…」
「うん…」
 男性器を雛苺の割れ目にあてがい、狙いを定めていく。
 が、初めての事なので――指などでなら何度もあるが――なかなか定まらない。
「…あら、なかなか…」
「水銀燈、落ち着いてなの」
「え、ええ…。…ここ、かしらぁ…」
 どうにかその穴を見つけて、そこに自分のそれを少しずつ挿入していく。
「んあぁっ…! い、痛いの…!」
「…だ、大丈夫? やめましょうか…?」
「大丈夫だから…続けて欲しいの…」
「…雛苺…」
 痛みを堪えて微笑みかけてくる雛苺に答えるよう、水銀燈は腰を落としていく。
 それは少しずつ奥の方に入っていき、やがてプツリという感覚が伝わってきた。

「あっ…はぁ…! 破れた…の…」
 処女を失ったことを雛苺は知り、涙を流しながら嬉しそうに微笑む。
「水銀燈…ありがとう…」
「え?」
「…ヒナと水銀燈は女の子同士だから…こういうのは出来ないと思ってたのよ…」
「…エッチは、これまでだって何回か…」
「だけど、こうやって繋がるのは出来なかったから…今、こうやって一つになれて…凄く嬉しいの…!」
「…確かに、そうねぇ…」
「…水銀燈にバージンあげれて…本当に、嬉しいの…!」
「私も…雛苺のバージン奪えて、よかったわぁ」
 水銀燈は雛苺の涙を拭ってしっかりと抱きしめた。
 最初はどうしようかと思ってたこの体も、今ではありがたいと思えてくる。
「…動いていい?」
「うん…」 
 雛苺に聞いて、水銀燈は腰を動かし始めた。
 水銀燈が男性器を出し入れする度に、雛苺から喘ぎ声が漏れ陰部から愛液が流れ出てくる。
「あっやっ、んあっ、はぁっ…!」
「ひ、雛苺、雛苺ぉ!」
「水銀燈…好き、大…好き…!」
「わ、私も…大好きよぉ…!」
 無我夢中で腰を振り、お互いの名前を呼び合う。
 興奮が更に高まっていき、やがて二回目の放出の準備が始まりつつあるのが分かった。
「…雛苺…もう…!」
「きて、そのまま来て欲しいの…!」
「ひ、雛…うっ、あああぁ…!」
「あっ…ああぁぁん!!」
 二人同時に絶頂を迎え、水銀燈は雛苺の中へと全てを流し込んでいった。
 果てた二人は体力を使い果たしたようにそのまま抱き合うように倒れこみ、荒れた呼吸のまま抱きしめ合う。
「…すごい…あったかいの…」
「…気持ちよかったわぁ…雛苺…」
「水銀燈…」
 何度目とも知らないキスをして、二人はそのままベッドで深い眠りに落ちていった。

 その夜、ベランダで二人は星を見ていた。
「水銀燈。それが生えた理由、少し思い当たる節があるの」
「え?」
「昨日流れ星が見えて、その時願ったの。水銀燈と一つになりたいって」
「そんな事願ったの…?」
「うん。でも、まさか本当になるなんて思いもしなかったのよ」
「それだけでなるなんて…非科学的ねぇ…」
「それしか理由がつかないの。きっと神様が受け止めてくれたのよ」
「随分と太っ腹な神様ねぇ」
「流れ星のおまじない、本当になったの。こうして、水銀燈とも一つになれたし」
「…そうね。神様に感謝しないとね」
「うん」


 次の日、目覚めてみると体は元に戻っていた。
 雛苺の願いが叶ったから消えたのか、元々一日だけの物なのかは分からない。
 神の奇跡、という物だろうか。

 そしてもう一つ、これも神様のサービスなのだろうか。
 その日から6ヶ月後…。
「きゃっ、今動いたの」
「嘘ぉ、触ってたけど分からなかったわよぉ」
「本当なのよ…あっ、また動いたの」
「本当、今のは分かったわぁ」
 雛苺の膨らんだお腹に手を触れ、中からの動きを感じ取ってはしゃぐ二人。
 奇跡は二度起き、今度は新たな命が雛苺の中に宿ったのだった。
「…しっかし未だに信じられねえですぅ。雛苺が妊娠するなんて…」
「何はともあれ、おめでたい事だね」
 たまたま遊びに来ていた双子が口々に漏らす。
「ヒナ、お母さんになるのよー」
「大丈夫ですかね…」
「大丈夫だよ翠星石。二人ならちゃんとやっていけるって」
「そうよぉ。私が二人をちゃんと守っていくわぁ」
「…ま、せいぜい頑張るですよ」
「全く、素直におめでとうって言えないんだから…」
「…ところで、その子の名は決めてあるですか?」
「もう決まってるのよ」
「ええ。二人で考えたんだから」
「なんて言うのですか?」
 翠星石が尋ねると、二人は顔を見合わせて一斉に口を開いた。

「雛銀燈よぉ」
「雛銀燈なの」

 終 

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