薔「……何してるの?」
銀「何って…受験勉強よぉ?」
薔「そうじゃなくて…なんで私と二人きりなのに…勉強なんかしてるの!?」
銀「大学行きたいからに決まってるでしょお?」
薔「甘い…いや、辛いよ銀ちゃん!!久しぶりに二人きりになれたんだよ!?もっとこう、『薔薇水晶の体について…勉強しなくちゃ♪』みたいな展開にならないの!?ムラムラしないの!?襲ってくれないの!?」
銀「つまりぃ、かまってほしいのね?」
薔「はい」
銀「じゃあ…はい」クチュ…
薔「ん…ちゅ、飴…甘い…」
銀「今はそれで我慢しててねぇ?」
薔「はーい…♪」コロコロ
薔薇(…好きな人の事を知るには…まず趣味から…)
薔薇「銀ちゃん、そのウォークマン何聞いてるの…?」
銀「ん? ちょっと聞いてみる?」
イヤホンを受け取るばらしー
薔薇(…何だろ…銀ちゃんだとロックかな…洋楽っぽいな…)
おしりかじりむし~ おしりかじりむし~
薔薇「………」
銀「どうかした?」
薔薇「…ううん、別に…」
銀「?」
薔薇(…予想の斜め上を行ってたよ銀ちゃん…。でも…そこも素敵…///)
ポロン…ポロン…♪
銀「あらばらしー。そのギターどうしたの?」
薔「…お父さまから頂いたの…練習してるとこ…」
銀「へえ。ちょっと貸してみて」
♪~♪♪~~
薔「…銀ちゃん上手だね…」
銀「結構やってたのよ。教えてあげましょうか?」
薔「お願い…」
薔「こう?」
銀「違うわよぉ。ここはこう」
後ろから薔薇水晶の手を包み込むようにしてコードを押さえさせる水銀燈。
薔(…銀ちゃんの手…温かい…)
銀「…うーん、まだちょっと固いわねえこうよ」
更に密着してきて薔薇水晶の背中に水銀燈の胸が当たる。
薔(!! こ、この温かくて柔らかいのは…)
銀「? ちゃんと聞いてるのぉ?」
薔「う、うんんんんん…」
結局背中にばっかり意識が集中してほとんど頭に入りませんでした><
銀「ふーん。あんた薔薇水晶っていうの」
薔「はい…」
銀「そうだ。これあげるわぁ。出会いの印としてはなんだけど。」
何かが水銀燈の手から離れ、弧を描いて薔薇水晶の手の中に落ちた。
薔「これは…??」
その両手で受け止めたものをきょとんとした目で見つめる。
紙で出来た四角い箱。表面には乳酸菌、という文字が記されている。
銀「めぐと一緒に飲もうと思ったんだけど、先に寝ちゃったからあんたにあげるわぁ」
薔「飲む…?飲み物なのですか、これは?」
え、とでも言いたげな表情で、水銀燈は薔薇水晶の方に向き直った。
銀「ひょっとして、この時代のこと、あんまり知らない?」
薔薇水晶は、気恥ずかしそうに、こくり、と俯いた。
銀「ま、そんな気にすることは無いわぁ。目覚めたばかりのときは、いつの時代だってそんなものよ」
言葉を続けながら、紙のパックにストローを差し込み、口内に飲料を注ぎ込む一連の動作をする。
薔「あ…あの…」
銀「ん?」
薔「い、今の、えっと…飲み方を…お、教えてください…」
ほら、こうやるのよ、と、水銀燈は薔薇水晶の手元で指し示す。
30秒後。薔薇水晶の手の中にはストローの刺さった紙パックが一つ。
おずおずと口元にストローを運び、中のものを吸い上げる。
飲み慣れていないためか、弱弱しくちゅうっ、という音が響く。
それを見ていた水銀燈は、ぷっ、と噴き出しそうになるのをこらえ、ふふっ、と微笑を向けながら、
銀「あんた、可愛いわねぇ。」
と、薔薇水晶の紫色の髪をなでた。
月明かりが、薔薇水晶の紅潮した笑顔を照らし出していた。
水銀燈「薔薇水晶ぉ」
薔薇「なんですか…」
水銀燈「服脱ぎなさぁい」
薔薇「え…?」
水銀燈「お洗濯するのよぉ。清潔するのは乙女のたしなみだわぁ。ほぉらぁ、はやくぅ」バサッ
薔薇「あぅ…」
水銀燈「心配しなくたってすぐできるわよぉ」
薔薇「……そ、うですか…」
水銀燈「どうしたのぉ?寒いのぉ?」
薔薇「は、はずかしい……」
水銀燈「ぷっ…ぷはは。いまごろ下着姿くらいでなにいってるのぉ」
薔薇「でも…」
水銀燈「しかたないわねぇ。ほぉら、これでおあいこよぉ。お互い様なら恥ずかしくないでしょお」バサァ
薔薇「…はい…」
水銀燈「もっとなれなれしくてもいいのよぉ?それにしてもちょっと寒いわねぇ。こっちきなさぁい」
薔薇「は…うん…」
薔薇「銀ちゃん、何食べてるの…?」
銀「カレーよぉ。一口食べる?」
薔薇「いいの?」
銀「はい、あーん」
薔薇(あ、あーん…! 嬉しい…)
薔薇「あ~ん…」
パクッ
薔薇「!!!?!?! か、辛っ…!」
銀「あ、ご、ごめんなさい…! 辛かった…?」
薔薇「う、うん…舌がひりひりする…」
銀「はい、お水。大丈夫ぅ?」
薔薇「…なんとか…まだ辛いけど…」
銀「そうねえ…じゃあ…」
チュッ
薔薇「!?」
銀「口直しよぉ。これでどう?」
薔薇「…すごく、甘かったよ…///」
銀「それなら良かったわぁ」
薔「銀ちゃん、、どうしたの、、、」
銀「あら、ちょうどいいところに来たわねぇ薔薇しー、私って胸大きいでしょぅ?だからブラがとめづらいのよぉ、手伝ってぇ。」
薔「・・・」
銀「?薔薇しー、どうしたのって、大丈夫!?鼻血吹き出しているじゃなぁい!」
薔「銀ちゃん・・・ギザエロス、もう・・これで思・・・い残すことは・・ない。」ガクッ
銀「薔薇しー!?」
雪(おのれ水銀燈!!よくも私の薔薇しーちゃんに色仕掛けを!!)
そんな気分の保守