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イきたいですか?

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rozen-yuri

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 お昼の時間を過ぎた頃。二階の部屋で本を読むドールが一体。そんなドールに、幼い足取りで近付くドールがいた。

「蒼星石、うにゅーあげるの!」
「良いの?貰って」
「うん!ヒナ、もうひとつ持ってるもん。それに、蒼星石の事大好きだから、大好きなものも半分こするの」
「ふふ、ありがとう」

 そう言うと、差し出された苺大福を受け取った。
 雛苺の方は、お気に入りのポシェットからもう一つの苺大福を取り出し、包みを剥がし始めた。早速食べる気らしい。
 そんな雛苺を見て優しい意味で少しだけ笑うと、自分も先程貰った苺大福の包みを剥がし始めた。
 
「いっただっきまーす、なの」
「いただきます」

 二人同時に、口にした。雛苺は二分足らずで完食し、それに苦笑いしつつ、蒼星石は五、六分で完食した。
 そして、異変が起きたのは暫く経ってからの事だった。

「(何だろう…、暑い……)」

 心の中で密かに呟き、窓越しに空を見る。良い天気ではあるが、陽射しが強い訳ではなく、快適な気温だった。なのに何故、異様な暑さを感じるのか。さっきまでは何とも無かったのに。

「どうしたの?」
「い、いや…何でも…」
「暑いの?」

 少しだけ目を見開き、雛苺を見つめた。ドールは汗をかかない為、見ただけで判断する事は出来ない筈。ましてや、快適な気温の日にそんな事を思うのは、まず考えつかない。

「何か…知ってるの?」
「うん。さっきのうにゅーなのよ」
「!」
「さっきね、蒼星石の事大好きって言ったでしょ?あれは本当なの。だから…貴方を食べたいわ」

 蒼星石には見えた。雛苺の左目が一瞬だけ、金色に輝くのを。

「ベリーベル」

 こちらが動く前に、相手は動いた。ベリーベルの力で全身を拘束されたのだ。

「っ…」
「“私”の力だから、真紅達は気付かないのよ?」

 これが“雛苺”の力だったら、真紅が気付いただろう。しかし、違うものの力だったら…。

『今、紅薔薇お姉さまと翠薔薇お姉さま、黄薔薇のお姉さまは一階のテレビに夢中。…助けに来る人はいませんよ?』
「…望みは?」
『貴方を食べる事。先程申し上げた通り』
「どうやって…」
『……………』

 無言で、にこにこと笑いながら蒼星石に歩み寄る。
 危機を感じ、必死に逃れようともがくが、轍はきつく絡んでおりビクともしない。

『こうするのですよ』

 いつの間にか目の前に立っていたかと思えば、次の瞬間、唇と唇を重ねていた。重ねるだけではなく、強引に舌をねじこみ、口の中を犯していく。

「ふ…ぁ…っ」
『ん、ふ……ぷは…、』

 暫く堪能した後、“雛苺”は名残惜しげに唇を離した。
 一方漸く解放された蒼星石は、頬を赤くさせながら必死に呼吸を整えていた。何気無いその行動は、酷く色っぽかった。

『もっと、味わいたい……』

 悦の表情を浮かべる“雛苺”は、一度ベリーベルの轍を縛り直す。両手を後ろで固定させ、そのまま体育座りの様な格好で座らせる。自分は蒼星石の向き合う形で座った。
 
『……邪魔ですわね』

 何かを睨み不機嫌そうな表情になると、轍を操りズボンを脱がせ始めた。

「な…何を…!」
『……これも、いりません』

 さらにドロワーズまで脱がせ始めた。暫くすると、もう蒼星石の下半身を隠すものは無かった。

「い…や、だ……」
『…でも、此処はそうでもなさそうですよ?』

 再び轍を操り、閉じようとする脚を強引に開かせ、奥のものに手を触れた。

「あっ…」
『やっぱり……フフフ』

 何かを確信した笑みを浮かべ、手に付いた液体を舐めとった。再び奥に手を伸ばし、さらに奥へと指を挿入させた。

「ひぁ…!」
『拒絶の言葉を口にしても、此処は拒絶していない様ですよ?』
「や…やめ…っ」
『絡み付いてきますわ…』

 少し経つと、挿れた二本の指をゆっくりと動かし始めた。

「やぁ…んん…っ」
『どうやら、あれの効果は絶大の様ですね』

 あれ、とは先程の苺大福の事。苺大福に細工をし、食べたものの性的感度を上げたのだ。

『そろそろイきたいですか?』
「…っ……」
『イきたそうな顔ですね。…良いでしょう』

 くす、と笑うと、ゆっくりと動かしていた指を激しく動かし始めた。

「あぁ…!や、ぁ…だ、めぇ…っ」
『あ、イく時はちゃんと言わなきゃ駄目ですよ?』
「っ…あ……い…イ、く…――っ!!」

 命令に従い、蒼星石はそのまま果てて気絶してしまった。苺大福にした細工は、そこまで快楽に落とす力があった。

『フフフ……美味しかったですわよ、蒼薔薇お姉さま』

 ペロリと指についた愛液を舐めたのは、雛苺ではなく、薄い桃色の長い髪をなびかせたドールだった。



end 
 
 

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