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ローゼンメイデン百合スレまとめ@ウィキ

短編 蒼×雛

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rozen-yuri

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だれでも歓迎! 編集


雛「うにゅー美味しいの~」パクッ
翠「雛苺、もう少し綺麗に食べやがれです!」
真紅「薔薇乙女たるもの、口の周りは常に綺麗にしなさい」
雛「はーい。うんしょ、うんしょ」
真紅「…袖で拭くのは止めなさい」
雛「ほぇ?」
蒼「雛苺、こっちむいて」フキフキ
雛「うぃ?ありがとうなのー」
翠「さすが蒼星石。準備良いですねぇ」
蒼「いつでも雛苺の口の周りを拭けるように、ハンカチを持ち歩いてるんだ」ニコ
雛「すごいのー!」

紅翠「「……ん?」」


雛「今日もくんくん大活躍だったの!」
蒼「そうだね」
雛「くんくんカッコいいの~!」
蒼「…雛苺は、くんくん好き?」
雛「うん!だーい好き!」
蒼「じゃあ、僕とくんくんはどっちが好き?」
雛「ふぇ…!?そ、そんなの決められないの…。二人とも大好きなのよ…?」
蒼「…変な質問してごめんね。でも、嬉しかったよ」
雛「ふゅ…?なんだか…変な気分なの…」
蒼「…どうしたの?」
雛「なんだか…体が熱いの…どうしちゃったのかな…?」
蒼「…理由、教えてあげようか…?対処法も、ね…」
雛「そ…蒼星石…?く、くすぐったいの…」





蒼「……はっ!?……夢落ちか……」
雛「お花畑気持ちいいのー!」
蒼「雛苺、そんなに走り回ると危ないよ」
雛「大丈夫なのよー! …あうっ」

コケッ

蒼「ほら言わんっこっちゃない…大丈夫?」
雛「膝が痛いのーもう帰る…」
蒼「しょうがないなあ。ほら、負ぶってあげる」
雛「ありがとう蒼星石!」
蒼「どういたしまして」
雛「…なんだか良い匂いがするの…安心する…スゥ…スゥ…」
蒼「寝ちゃったか…可愛い顔しちゃって…」

チュッ

蒼「…へへ」
「雛苺…君が欲しいよ」
「ふぇ?んっ…!!」

不意に抱きしめられ、唇を奪われる雛苺
抵抗しようと押し返すが、蒼星石はそれを許さない

「ぷはっ…逃がすと思ったかい?」
「やめっ…やめてなの!あぅ!」

必死に逃げようとしてバランスを崩し倒れる
チャンスとばかりに、蒼星石は雛苺に覆い被さった

「真紅にいろいろされてるんでしょ?」
「し…真紅…?助けて真紅!!真紅ぅ!!」
「ちょっと黙ってて」

思い出したように真紅の名を連呼し、助けを求めるが、
蒼星石はその口を布で塞いだ

「んぅぅっ…!んー!!」
「今はその名を呼ばないで…」

僕だけを見て…

蒼星石の笑顔に、初めて雛苺は恐怖心を抱いた 
「雛苺…」
すやすや、と眠る彼女の絹のような肌にキスをする。
こんなに安らかに眠っている彼女も、いつかはアリスへの糧となるのだろうか。
「雛苺…っ」
――そう思うと、無性に、哀しくて。
雛苺の小さくて柔らかい唇に、そっと自分の唇を重ねた。
苺味で蕩けるように美味しくて、ぷっくりとして…もうそれは、僕を狂わす媚薬みたいなものだった。

――だから。
「うゅ…蒼、星石…?」
「雛苺…」
今はまだ君を、この腕に抱いていたい。
――いつか、本当に手が届かなくなってしまう、その日まで…

「愛してる…」
雛苺「蒼星石ー、眠れないのよ、一緒に寝てほしいのー」

蒼星石「いいよ、おいで」

雛苺「やった!」


雛苺「zZZ」
蒼星石「ふふ、可愛いなぁ。おやすみ雛苺」ナデナデ
翠星石「^q^」
「うにゅ~なの!いただきますなの~!」
「・・・くす、嬉しそうだね。・・・ジュン君に貰って。」
「嬉しいの~!ジュン大すきなの~!・・・・あっ。」
「・・・言ってはイケないことを言ったね。・・・雛苺。」
「えっ・・・、ちがっ!そういう意味じゃ・・・ひゃうっ!」
「・・・雛苺は耳が弱点なんだよね。・・・僕が可愛がってあげるよ。」
「ひゃうぅぅっ!・・・や・・・っ!やめっ!・・・ふぁっ!」
「くすっ、可愛い。・・・僕だけの雛苺。・・・・ふっ。」
「・・・あぁぁあぁぁぅっ!ひゃああぁぁぁぁっ!」
「そんなにビクビクして・・・・、もうイッちゃったの?でも、これからだよ。」
「・・・・そ、蒼星石ぃ・・・。」
物陰から「(・・・おばか苺!蒼星石は翠星石の・・・ですぅ!)
『乙女×乙女』


「やっぱり蒼星石って男の子っぽいわよねぇ」
「なぁ!?蒼星石は正真正銘乙女ですぅ!」
「いっ…痛いじゃな………あ、あら…蒼星石ぃ……」
「あ……す、すまんです!今からちゃんと訂正させますから!」
「別に気にしてないし、そんな事しなくても良いよ」

 昔から、男の子っぽいと言われ続けていた。
 確かに、翠星石の様な可愛さもなければ、水銀燈の様な美しさもない。けれど、今までそんな自分を否定した事はない。今更自分を変えたって、一番始めに拒絶するのは自分なのだから。
 むしろ…。

「やぁ、雛苺。何してるの?」
「あ、蒼星石!んとね、日向ぼっこしてたのよ」

 そう言いながら笑う君は、太陽そのもののような気がした。
 僕は彼女に恋をしていた。おかしいかもしれない。自分も女なのだから。
 そんな想いに気付いてから、一度だけ、本気で男になりたいと願った。僕が男なら、雛苺に想いを寄せたって、特別おかしな事ではないのだから。

「………ねぇ、雛苺」
「うゆ、なぁに?」
「もし、僕が僕じゃ無かったら…どうする?」
「………ほぇ?」

 よく分からない、といった表情で、ポカンとする雛苺。当たり前の反応だった。ましてや、普通より幼い雛苺にとっては、理解しがたい。

「蒼星石が蒼星石じゃなくて…でも蒼星石で……あれ?」
「…ごめんね。忘れて」

 話を変えようと、話題を模索した。けれど、雛苺から言葉が紡がれて思考は止まった。

「蒼星石は蒼星石だから、蒼星石で良いと思うの」
「え……?」

 急に雰囲気が大人びた雛苺に、ちょっとだけ戸惑ってしまった。

「……えっと…違ってた…?」

 不安げに覗き込む雛苺。その雛苺はいつもの雛苺だった。

「…ありがとう」

 なんだか自分の中にあったもやもやが、無くなったような気がした。
 女としての自分は、女である雛苺を好きになった。たったそれだけの事。それで、良いんだ。


end
わかっているんだ
君は沢山の人達と、沢山のお菓子と、沢山の幸せに囲まれていることが良いってことは
誰よりも幼いのに、誰よりも深い孤独を味わった君を包む暖かさが、何よりも君の笑顔を輝かせることも

だけどさ
それじゃあ僕は心から笑えないんだよ


―――――


「…………」
「どうしたの?雛苺」
「皆に…会いたい…」
「僕がいるじゃないか」
「…………」

そうだよ これなら二人とも幸せだ
雛苺も寂しくない 僕も悲しくならない
ずっと一緒 片時も目を離さないよ


ねえ なんでこんなに幸せなのに
幸せになるはずだったのに

僕らは笑顔でいられないんだろうね


暖かみを失った部屋に二人で向かい合って
笑顔になれるはずないなんて わかってるさ

だけど もう 戻れない


もう 雛苺は
僕のものって決めたんだ―――


END
君が青色のクレヨンを手にとる度に 期待してしまう自分が情けない
そのまま空を描く右手を見ると、恥ずかしさでどこかに隠れてしまいたくなる
咳ばらいをする僕を気にせず、雛苺は今度は緑を手にとり、広い草原を作っていった

肌色 黄色 桃色
可愛い君の出来上がり

右上の真っ赤な太陽と同じ笑顔を浮かべてる


僕もまだ幼い所があるのだなぁ、と 熱い頬を押さえて思った
描かれたからって描かれなかったからって だからなんだと言うんだ
冷静になって本でも読もう そう思って立ち上がった瞬間に掴まれた袖

振り返れば 描かれた太陽と同じ笑顔
手には 青と茶で描かれた――――


「蒼星石、できたのよ」
「ぼ、く…?」

笑顔の桃色の横にいた 赤い顔の青色


「蒼星石ったら、お顔真っ赤だったのよー」


見られていたのか  更に赤くなってしまうじゃないか
そう思いながら、頭を撫でてあげた

返ってきたのは 絵で表せそうにもない
大きな大きな 笑顔だった


END

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