「ねえ、橘さん……やっぱり、無理よ。涼宮さんたちには、対抗できないよ」
「何言ってるの!あなたには紛れもない力があるわ。見たでしょう、あなたの作り出した《閉鎖空間》を。
条件だって同じものが揃っているのよ。宇宙人の周防さん、未来人の彼、超能力者のあたし」
「でも、わたしたちには……足りないのよ、決定的に!」
「な、何が?」
「……質量が……体の……一部分の……」
「…………」
「…………」
「……が、がんばりましょう!一緒に!」
「……そこだけは同意するよ」
藤原「やあ貧乳ども」
橘・佐々木「くっ!!」
九曜「――」
ハルヒ「みくるちゃんに比べれば私なんてまだまだ貧乳よね」
長門「識別コード藤原を敵性存在と認識
排除する」
「キョン、重厚長大なんて時代遅れだと思うな、僕は」
「何の話だ」
「21世紀なんだから、もっとミニマムなものにこそ目を向けたまえ」
「よくわからんが、大は小をかねるって言うだろ」
「…………ばか」
「???」
橘「あれはコラテラルダメージなのよ」
喜緑「ご注文はお決まりですか?」
佐々木・橘・九曜「「「MILK!!」」」
藤原「くくっ!ははは!こいつはいい!傑作だ!!」
橘「(あとでぶん殴ってやるのです)」