34-465「黒い佐々木と白いキョン」

キョン、聞いてくれないか？
僕、昨日なんだけど酷い目にあったんだよ。

白い大きな建物まで来るようにって話だったから、言われる通りに行ったんだよ。

そうしたら、いきなりガウンに着替えさせられてね、何が始まるのかと思ったら、知らない人達が次々に僕の体
を触ってくるんだよ。

それで･･･無理矢理に硬くて長くて太い物で何度も突き刺され･･･三回も血が出たんだよ。

もう止めてくれって言ったのに、最後は白くてドロっとした不味いのをいっぱい飲まされたんだ。。
こぼすともう一度だとぞと脅されてね
得体の知れない重っ苦しい何かが体に拡がる様子を色んなポーズで写真に撮られてね･･･。

うぐっ、へぐっ･･･、キョン。本当に怖かったんだよ。
もう嫌！あんなのは二度と嫌だよ。
僕を助けて！ずっと側にいて！！お願いだからっ！

｢さ、佐々木。お前は何も悪くない！だから泣くな。ずっとお前を守ってやるからなっ！｣
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（健康診断の話をしただけなのにこんなに僕の事を気遣ってくれるとは、キョンは本当は僕の事大好きなんだ）