35-135「風邪引いた」

キョン「というわけで佐々木、風邪を引いたらどうすればいいのか教えてくれ」
佐々木「風邪?鼻に葱を突っ込めばいいと思うよ?」
キョン「…………何を怒っているんだ?」
佐々木「あのね、キョン。キミは僕をなんだと思っているんだ。僕はウィキペディアでもなければ、家庭の医学辞典でも、ましてやおばあちゃんの知恵袋でもない。
僕がそれを答えるのは吝かではないが、キミが僕をそんな目で見ているのだとしたら、僕はそれに答えたいとは思わないよ」
キョン「ぐ……喉と鼻を中心に関節痛とリンパ線が頭痛になって宇宙がヤバい……!!佐々木、頼れるのはお前だけだ!」
佐々木「今すぐ温かくして寝るんだ。いいかい、暑くてもクーラーをつけてはいけない。辛くても体温の上昇はキミのからだがウイルスと戦っている証拠だ。
耐えられなくなったら首回り、腋の下など太い血管の通っているところに保冷剤を当てるなどして、我慢するんだ。
スポーツドリンクなどでしっかり水分を補給してよく寝るんだ。むやみに薬を飲むなよ。明日も熱が引かないようなら、信用の置ける病院へ行くんだ。
ああ、それからしっかりと歯を磨いてから寝た方がいいよ。磨かずに寝た場合、起床時の口内細菌の数は便器のそれを優に超えるからね。
だが何よりも大切なのは人にうつすことだ。だからキョン、わかったらすぐに僕のとなりに来て僕を抱き締めて寝るんだ。今すぐ!さあ!」
キョン「佐々木落ち着け。俺が悪かった」

縮んでもいないのにアクティブな佐々木さん。

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最終更新:2008年07月29日 20:39
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