佐々木さんはカリオストロの城を見る?
見る
「終わったな」
「終わったね。妹さんは、またしても途中で眠ってしまったようだが。くく、全く幸せそうな寝顔だ。キミの膝の上とは、それほど具合が良いのかね?一度僕も乗せてもらいたいものだ」
「また今度な。ところで佐々木よ、二つばかり疑問があるのだが」
「なんだい?」
「このカリオストロといいラピュタ・ナウシカといい、もう何回も、下手すりゃ10回以上見てるってのに、なんで毎回見ちまうんだろうな」
「何事にも、常に明確な答えがあるとは限らないよ。良いものは何度見ても良い。ただの感情論だけど、それででいいじゃないか」
「そんなもんかね。ま、納得しとくよ。じゃあもう一つの疑問だ。なんでもう深夜といっていい時間帯まで、ごく自然にお前が家でテレビ見てるんだ?」
Σ(゚д゚)「」