キョン(戦士)「おい佐々木、お前魔法使わなさすぎじゃあないのか」
佐々木「次のダンジョンのボスとの戦いの事を考えるとそうMPの無駄遣いもしていられないからね」
橘(僧侶)「私はもうMPが無いのです。魔法の聖水使って良いですか?」
藤原(無職)「ふん、これだから過去の現地民と共闘するのは嫌だったんだ」
九曜(無職)「―――スライムは―――とても―――きれいね―――」
キョン「勝手に仲間にしてんじゃねぇ!」
ハルヒ(魔王)「よく来たな、勇者達。魔王の私が直々に相手だ」
古泉(魔参謀)「決闘の舞台は整っております」
佐々木(魔法使い)「なにくそ、返り討ちだ」
ハルヒ(魔王)「勝った方がキョンをお婿さんにするのよ」
みくる(牛女)「そんな、横暴な、キョン君は私の」
ハルヒ(魔王)ギロッ
みくる(牛女)「いえ、何でもありません」
橘(僧侶)「ひょっとして、魔王って馬鹿ですか?
魔王ともあろう者がしょうもない色恋沙汰をするなんて。
佐々木さんはそんなことありません。神様は佐々木さんの方が適任です。」
佐々木(魔法使い)グサ、心に傷が
戦い続ける魔王と勇者達
藤原(無職)「何で俺が一番危険な役割を果たさなければならんのだ。これも規定事項なのか」
みくる(牛女)「長門さんは加勢しないのですか?」
長門(魔将軍)「私は観察するだけ」
古泉(魔参謀)「ところで、世界平和のために魔王の婿になってくれませんか?」
キョン(戦士)「戦闘中に何の罠だ。とにかく断る」
佐々木(魔法使い)(キョン、やっぱり君は僕のことを。嬉しい。戦いが終わったら結婚しよう)
キョン(戦士)「俺が結婚するなら、朝比奈さんだ。それ以外には無い」
佐々木&ハルヒ「何ですって」 (怒)!!!
長門(魔将軍)「あなたは罰を受けるべき」
キョン(え?何ですか?)
この日、佐々木と魔王ハルヒの間に奇妙な友情が生まれた。
キョンが誰と結婚したかは、誰も知らない。天寿を全うしたのは確からしいが。
確か、キョンの嫁さんは籤引きで決めたんだよ。
(終わり)
最終更新:2007年09月12日 14:56