21-369「佐々木のキョン観察」

あれは雪が降る冬の出来事だった。いつもの様に佐々木の部屋で勉強していた…
あいつの部屋は、どっちかというと男の部屋っぽい。しかもぬいぐるみ等もいっさいない
「どうしたんだいキョン、部屋が寒いのかな?一応炬燵も用意したのだかね」
「あ~いや別に気にするな、家の妹と部屋に置いてあるものが違うなと考えていただけだ」
すると佐々木はくっくっと誰にも真似できない笑いをする
「そうかい?僕が女の子ぽくないのが気になるようだねキョン。僕はれっきとした女だよ一応僕だって体を持て余すくらいあるさ」
そりゃそうだ、佐々木だって胸だってあるし。スカートだって穿いている…ミニスカート…ミニスカート…ぐふっ
「なぁ佐々木よ、少し炬燵の温度上げないか?少し寒くてな。」
「いいよキョン僕は構わないよ。寒いなら勝手にやってくれ」
俺は炬燵のダイヤルをいじる。その向うには佐々木の白いパンツが見える
俺だって健康な中学三年の男子だからな。そういうものにだって興味はあるさ
しかし炬燵の中では以外に女は無防備になるな。しかも日にち違いで色が違うのだ
おっと、そろそろ勉学に励まなければならない。あんまり覗いているとバレてしまうからな!やれやれ
「どうしたんだい?また僕の下着でも覗いていたのかな?明日は特別にキミのリクエストに答えようじゃないか?」
なぜバレたのか?俺の計画は完璧だったはず。よし!ここは誤魔化すしかない
「何言ってんだよ佐々木、お、お俺がそんなことするわけないだろう?まったく見損なうな」
俺は立ち上がり佐々木を見下ろす。だが佐々木の一言で看破されてしまった。
「キョン…そんな股間の状態で誤魔化せると思ったのかい?僕はキミにとって女として見てくれて嬉しいのだが」
俺の股間を顔を真っ赤にして見つめている佐々木を見た。しまった!やはりあいつは全て分かっていたのか?
少し恥ずかしく思ったが…ここは素直に開き直るとするか。
「じゃあ明日はノーパンでお願いします」
言った瞬間グーで殴られた。その後意識が失って、気が付いたら、何故か頭に佐々木の下着が被されいた。
それを妹と母親に見付かり、家族に要らぬ誤解を受けてしまった。

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最終更新:2007年09月29日 22:38
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