今日はキョンとの勉強会。朝から一緒に勉強して、私が用意してきた昼食を妹さんと3人で食べ、また勉強を始めて…
そうこうするうちに、いつの間にかうたた寝してしまったようだ。
「あ、佐々にゃんおっはよー」
妹さんが背中から抱きついてくる。キョンにもこうやって抱きしめてほしいが、そんな日が何時か来るのだろうか。
「ふふ、おはよう。寝ちゃったね、私。」
キョンにも寝顔を見られてしまったのだろうか。変な寝言を発したりしていないだろうか。なんだかちょっと気恥ずかしい。
「あれ?ところでお兄ちゃんは?」
「キョン君今お風呂入ってるよー。眠気覚ましだってー」
それなら私も誘ってくれればよかったのに…って何を考えてるんだ私は。
「私も一緒に入るって言ったんだけど、佐々木さんのお守りしててくれって」
そうなんだ、ありがとうね。…って、今何て仰いましたか妹さん。
「お兄ちゃんと一緒にお風呂入ることあるの?」
「怖い番組見たあととか、一緒に入ってもらうの。キョン君嫌がるけどねー」
よく一緒に!!!キョン、君と言う男は…後で詳しい話を聞かせてもらおうじゃないか。場合によっては然るべき場所への通報も検討しよう。
「いつも最初は嫌がってるんだけどね、体洗ってあげると喜んでくれるよ」
「か、体まで洗ってあげるの?」
「キョン君の(背中)大っきいから洗うの大変だけど、ヌルヌルつけて(たわしで)こすると気持ちいいって喜んでくれるよー」
(´゜ω゜):;*.':;
1分後、キョンは鼻から血を噴き出し悶絶する佐々木を発見することとなる。
最終更新:2007年11月08日 11:34