佐々木「聞いてくれ、今日久しぶりにキョンに出会ったんだ。覚えているだろう?中学時代の時に親友だったあのキョンだよ」
佐々木母「そうか。それで今日は帰ってきてから異様に機嫌がいいんだね」
佐々木父「まったく、冷静なようで意外と顔に出やすいんだね。いや、もしかしたらそういうところがお前の魅力なのかもしれないね」
佐々木「誰かに言われると恥ずかしいね。しかも両親ならなおさらだ。父さんのいうことが本当ならば、僕はそれなりにうれしいのだけれど」
佐々木母「素直に喜んだらいいのに。そういう性格は誰に似たんだろうね」
佐々木父「だから面白いんじゃないか。見ている人間を飽きさせないということは、コミュニケーションにとって重要なことだよ?」
佐々木「まったく、父さんはあまり趣味がいいとは言えないね。まぁ、僕の両親らしいといえばらしいともいえる」
佐々木母「自覚があるようだね。そんな悪趣味についてきてくれている人間なんて珍しいのだから、友人は特に大切にするべきだよ」
佐々木父「そうだね、たとえば彼とか」
佐々木「やっぱり、趣味が悪いよ。父さんは」
「「「くつくつくつくつくつくつくつくつ」」」
キョン「おわ・・・今ぞっとした」
最終更新:2008年01月13日 11:03