「キョン、夕食の用意ができたよ」
「悪い佐々木、今ちょっと手が離せないんだ。あと少しで終わるからさ、先に座って待っててくれ」
「分かった。出来るだけ急いでくれよ」
「女の子を待たせるなんて、信じられない野郎なのです」
「うわっ、橘、お前いつの間に!」
「そんな甲斐性無しは、この佐々木さん専属アシスタントの私が許さないのです」
「ごちゃごちゃうるさい。いいからとっとと出て行け」
「そんな、普通にスルーされたら私の立場が無いのです」
「お前の立場なんか知ったことか。っていうか不法侵入だ。警察呼ばれたくなかったら早く出て行け」
「───手が…………止まってる────」
「九曜!お前まで!ってかいつからそこにいた!?」
「────はやく…………作業─────ご飯待ってる………」
「分かった、分かったから。出来るだけ早く終わらせてあいつの所に行く様にするから。お前も出て行ってくれ」
「───あなたの………瞳は───とても………」
「はいはい、出てった出てった」
最終更新:2008年01月19日 16:46