トリノについて(yahookidsより)
人口など
トリノ市は人口約90万人。イタリアの中では[[ローマ]]、ミラノ、ナポリに次ぐ人口第4位の都市です。
トリノ市はスイスとフランスの国境に接したイタリア最西のピエモンテ州の州都で、アルプス山脈の南麓(なんろく)、標高240メートルの地点にあります。
街はヨーロッパの城塞(じょうさい)都市によくある放射線(ほうしゃせん)状に発達したつくりではなく、17世紀にこの地方を治めたサヴォイア家による都市計画のおかげで、格子(こうし)状で整然とした街並みが広がっています。
2005年5月に、愛知県名古屋市と姉妹都市になりました。
街はヨーロッパの城塞(じょうさい)都市によくある放射線(ほうしゃせん)状に発達したつくりではなく、17世紀にこの地方を治めたサヴォイア家による都市計画のおかげで、格子(こうし)状で整然とした街並みが広がっています。
2005年5月に、愛知県名古屋市と姉妹都市になりました。
人口:約90万人
面積:133.17平方キロメートル
日本との時差:-8時間
(夏時間-7時間)
面積:133.17平方キロメートル
日本との時差:-8時間
(夏時間-7時間)
歴史
トリノはイタリア最長のポー川とドーラ・リパーリア川沿いに発達したローマ起源の街です。
紀元前44年に北方防備と交通の要衝(ようしょう)として開かれた植民都市タウリノームとしてガラス製造の中心地として発展しました。
1416年からサヴォイア公国の一部となり、1559年にはサヴォイア公国の首都がフランスのシャンベリーからトリノに移されました。
その後、サヴォイア公国はサルディーニャ王国と名を変え、1861年、サルディーニャ王国の主導のもと、イタリア統一が行われました。
1865年に首都がフィレンツェに移るまで、トリノがイタリア王国の首都でした。
アルプスの山を懐に抱くトリノでは、水力発電による豊富なエネルギーが確保できることもあって、工業都市としても発展し、現在ではミラノに次ぐイタリア第2の工業都市となっています。
1416年からサヴォイア公国の一部となり、1559年にはサヴォイア公国の首都がフランスのシャンベリーからトリノに移されました。
その後、サヴォイア公国はサルディーニャ王国と名を変え、1861年、サルディーニャ王国の主導のもと、イタリア統一が行われました。
1865年に首都がフィレンツェに移るまで、トリノがイタリア王国の首都でした。
アルプスの山を懐に抱くトリノでは、水力発電による豊富なエネルギーが確保できることもあって、工業都市としても発展し、現在ではミラノに次ぐイタリア第2の工業都市となっています。
教育
トリノ市にはイタリアで最も古い大学に数えられるトリノ工科大学とトリノ大学があります。このトリノ工科大学は、名古屋市立大学芸術工学部と学術交流協定を結んでいて、共同研究や教員の派遣・受入といった学術交流を行っています。
文化・観光
市内にはローマ時代に起源を発する碁盤(ごばん)の目状の整然とした街並みが広がり、バロック様式の美しい建物がそこかしこに見られます。
歴史を感じさせる古い建物は、現在も美術館や博物館などとして使われています。
フィアットの創始者により開設された自動車博物館には、約180台の自動車が展示され、自動車産業が盛んなトリノ市らしい観光施設となっています。
また、エジプト博物館はナポレオンのエジプト遠征に従軍したピエモンテ出身の軍人がコレクションしたもので、カイロに次ぐコレクションを誇っています。
さらに、トリノ市はイタリアにおける映画産業発祥の地で、トリノ市のシンボルともなっている塔「モーレ・アントネリアーナ」には、映画の歴史、撮影技術、機材、特殊メークなどを説明した国立映画博物館があり、観光客の人気を集めています。
ベネチアに次いで大規模な映画祭「トリノ国際映画祭」も毎年11月に開催されます。また、市立現代美術館に代表されるように、現代美術も大変盛んです。
フィアットの創始者により開設された自動車博物館には、約180台の自動車が展示され、自動車産業が盛んなトリノ市らしい観光施設となっています。
また、エジプト博物館はナポレオンのエジプト遠征に従軍したピエモンテ出身の軍人がコレクションしたもので、カイロに次ぐコレクションを誇っています。
さらに、トリノ市はイタリアにおける映画産業発祥の地で、トリノ市のシンボルともなっている塔「モーレ・アントネリアーナ」には、映画の歴史、撮影技術、機材、特殊メークなどを説明した国立映画博物館があり、観光客の人気を集めています。
ベネチアに次いで大規模な映画祭「トリノ国際映画祭」も毎年11月に開催されます。また、市立現代美術館に代表されるように、現代美術も大変盛んです。
スポーツ
トリノ市はイタリアサッカー連盟が発足した地で、セリエAのユベントスのホームタウンでもあり、サッカー人気の高い街としても知られています。
産 業
トリノ市はミラノ市に次ぐイタリア第2の工業都市であり、イタリアを代表する自動車メーカー「フィアット」の本拠地でもあることから、自動車産業が大変盛んな街です。それに伴い、ジウジアーロなどのカーデザインをはじめとする工業デザインも盛んになりました。
また、バローロ、バルバレスコといったワインの産地としても有名です。
v