垂仁 - サウル宅うちのこまとめ

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赤子の頃に両親を亡くし、近くの森で守り神として扱われていた龗神に育てられる。
一人で出来る事が増える頃にはものぐさな龗神により家事の大半をさせられたりした。
預けられた時に名を聞く前に両親が亡くなってしまった為、しばらくは名無しの状態で
育てられて居たが名前を聞かれた際に答えられず不便な事も増えたので龗神に名付けられた。
本来は水の守り神である龗神の養子として「水神」の意味合いで付けられたのだが
「炎タイプなのに水の名前とか馬鹿なのか？」と読みだけそのままに字を変更して今の垂仁に落ち着いた。
育ての親であると同時に剣術の師匠でもあり、物心ついた頃からずっと剣術の修行を行って居た。
その腕を生かして護衛の仕事でもやって見てはどうか？と紹介され、渋々ながらもその仕事に就く事に。

とあるお姫様の護衛をする事になり、初めの頃はただ面倒なだけだと思い周りに対して素っ気なく
よく言えば仕事にだけ集中して居たのだが、長い間姫様の側で彼女と過ごす内に次第に好意を持って行く。
しかし相手はお姫様で自分はただの護衛と言う身分違いであり、彼女と一緒になるには達成しなければ
ならない課題が有ったがそれを垂仁には達成出来ない事であった為に想いを伝えられずに居た。
そんなある日、手に入れた珍しく綺麗な枝を彼女にプレゼントし想いを伝えようと決心した時に
姫様と結婚する為の課題であった「姫自身を殺す事」を他の男に遂げられる。
垂仁には姫様を殺す事は出来なかった為、ただ生きて側に居られればそれで良かった。
姫様を殺した相手の男には褒美として姫様の心と身体が授けられる。

姫様を殺された事による悲しみと殺した相手への復讐心から護衛としての役目は継続して側に居る事に。
元は通常色であったが中身が変わってしまったからか色違いへと変化した事に最初は内心戸惑ったが
姫様の身体を変えられた事へ対する苛立ちも感じていた。
隙があれば殺してやりたいと言う復讐心がある事は確かなのだが、見た目が少々変化したとは言え
変わらずに姫様の身体であるのに対し傷つけたく無いと言う思いに駆られ度々葛藤する様に。
そんな垂仁の気持ちを分かって居るのか居ないのか、姫様の身体を奪いかぐやとなった相手には良くおちょくられて居る。
色々とちょっかいをかけられる事に苛立ちを募らせては居るが何処か怨みきれていない。
中身は別人だと分かっては居るがたまにかぐやちゃんの事を間違えて姫様の時の様に接してしまう事も。

最近はかぐやちゃんが他の子達と一緒に旅をしているので護衛はお休みして
一人で居る事が多いが、彼女が危ない事に巻き込まれて居ないかどうかが
心配で少々落ち着かない時がある自分に複雑な心境の様だ。

関係

ワカヌチャンさん宅　★翡翠ゾロアーク♀（元親分）かぐやちゃん【復讐相手であり半分想い人】
元は身分違いの恋で叶う事が無かったが、今なら身分も関係なく姫様と恋仲になれるので
殺した相手だと分かって居るが身体は姫様本人なのでとてもモヤモヤ。
つい姫様として見てしまう事もしばしば。
かぐやちゃんに積極的に来られるとドキドキするし赤くなっちゃうし調子が狂っちゃう。
でもかぐやちゃんが姫様の真似したりすると姫様の事思い出して泣けて来ちゃう事もある。
他の人がかぐやちゃんに何か手を出すのは許せないので例え中身が別人だろうと姫様の身体は絶対に他人からは護るマン。