開発環境>Ubuntu 9.04>開発環境構築
エディタ
Vim/Emacsのインストールです.
$ su # apt-get install vim vim-gnome -y # apt-get install emacs -y
LinuxにはVim/Emacs/Geditなどいろんなエディタがありますが, 好きなのを使えばいいと思います.
それぞれコマンドは,
$ vi $ emacs $ gedit
です.
Gedit設定
文字コードの設定をします.
$ gconf-editor
を開いて, apps->gedit-2->preferences->encodingsと辿ります. そして, auto_detectedを右クリックして「キーの編集」をします.
「追加」ボタンを押して「CP932」「SHIFT_JIS」(アンダーバーに注意)「EUC-JP」(マイナスに注意)を追加します. 上に入れれば入れるほど優先されます.
「追加」ボタンを押して「CP932」「SHIFT_JIS」(アンダーバーに注意)「EUC-JP」(マイナスに注意)を追加します. 上に入れれば入れるほど優先されます.
同時に, shown_in_menuに保存したい文字コードを追加しましょう. 「UTF-8」は追加しておいて損はないでしょう.
.vimrc
Vimの設定を行います.
$ gedit ~/.vimrc
に以下の内容を書き込む.
syntax on
colorscheme torte
filetype on
filetype indent on
filetype plugin on
set number
set expandtab
set tabstop=2
set shiftwidth=2
set softtabstop=2
set autoindent
set smartindent
set ruler
set showmatch
set backspace=indent,eol,start
"tab, enter, etc... change
set list
set listchars=tab:>-,trail:-,extends:<
"折り返し
set wrap
"バックアップの設定
set nobackup
"set backupdir=>~/tmp
set termencoding=utf-8
" 文字コードの自動認識
set fileencodings=utf-8,euc-jp
" 改行コードの自動認識
set fileformats=unix,dos,mac
" □とか○の文字があってもカーソル位置がずれないようにする
if exists('&ambiwidth')
set ambiwidth=double
endif
" 折り返しも見た目上1行として考えて移動させる
nmap j gj
nmap k gk
sjisとかcp932とかは基本的には設定入れないことにしている。たぶん、僕のやり方がおかしいんだと思うのですが、他の文字コードの判定との兼ね合いでどうしても上手く行かないからです。
Rails用のvimプラグインは、vimプラグインも参照してください。
基本開発環境
g++などの開発環境はこうやっていれる.
$ sudo apt-get install build-essential libtool -y
Java開発環境
UbuntuはいくつかのVMを紹介してくれるのですが, やっぱり純粋なJava VMがよい.
$ sudo apt-get install sun-java6-jdk -y
たったこれだけ. これだけで, JREも入ります. なんか, 聞かれたらTabキーを押して移動して, 「了解」ボタンなどを押してください. Windowsなどと比べても遙かに簡単.
これでJavaの開発環境が整いました.
これでJavaの開発環境が整いました.
Eclipse(統合環境)
- 「Eclipse IDE for Java Developers」
$ sudo apt-get install eclipse
- 「Eclipse IDE for C/C++ Developers」
$ sudo apt-get install eclipse-cdt
など用途で選んでください.
もちろん, 本家http://www.eclipse.org/ eclipse.orgからダウンロードしてきてもできます.
Ruby1.8.7開発環境
$ sudo apt-get install [[ruby]]-full -y
とするのが, 一番楽なので, とくにバージョンなどにこだわらなければ, 上のコマンドで終了. なんて簡単!?
(aptのrubygemsは古すぎるのでrubygemsなどはaptに頼らずソースからコンパイル/インストールしたほうがよい)
rubyのソースからインストールする方法も書いておきます.
zlib, openssl, readlineがない(no such file to load)と言われて困ってしまう. ときがあるので,
zlib, openssl, readlineがない(no such file to load)と言われて困ってしまう. ときがあるので,
$ su # apt-get install zlib1g-dev -y # apt-get install libopenssl-ruby -y # apt-get install libssl-dev -y # apt-get install libreadline5-dev libreadline-ruby -y
これを入れてからコンパイル/インストールです.
$ wget ftp://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/1.8/ruby-1.8.7-p174.tar.bz2 $ tar xjvf ruby-1.8.7-p174.tar.bz2 $ cd ruby-1.8.7-p174 $ ./configure $ make $ sudo make install
もし, configureの時に何か足りないと言われたらapt-getでいれてあげてください.
次に, gemのインストールです.
$ cd .. $ wget http://rubyforge.org/frs/download.php/60718/rubygems-1.3.5.tgz $ tar zxvf rubygems-1.3.5.tgz $ cd rubygems-1.3.5 $ sudo ruby setup.rb
これでgemまで入りましたね!!
rubyパッケージ管理
Railsや様々なパッケージをインストールします.
$ su # gem install rails # gem install rake
などとすれば, Railsが入ります.version指定したい場合は,
# gem install rails -v 2.2.2
とします. 今までにインストールしたパッケージを見たい方は,
% gem list
僕の行ったインストール操作一覧.
# gem install rails -v 2.2.2 # gem install rake # gem install mongrel mongrel_cluster # apt-get install libsqlite3-ruby libsqlite3-dev -y # gem install sqlite3-ruby # apt-get install libmysql-ruby libmysql++-dev -y # gem install mysql # gem instal rdoc # gem install jpmobile -v 0.0.3 # gem install jpmobile -v 0.0.4 # gem install soap4r # gem install gemcutter # gem tumble # gem install mongo mongo_record # apt-get install memcached libmemcache-client-ruby -y # gem install memcached # gem install zipruby
あと, Gitを使うかもしれないので,
# apt-get install git libgit-ruby -y
です.
passengerは
# gem install passenger # apt-get install apache2-prefork-dev libapr1-dev libaprutil1-dev -y # passenger-install-apache2-module
Aptana Radrails(統合環境)
Aptana RadrailsのStandalone Linux 32bitをダウンロード. 解凍すればそのまま使えます.
ただ, Aptanaが, いろんなパッケージをいれてちょうだいと言ってくるので, 起動する前に以下を実行しておくとよい.
$ su # gem install cgi_multipart_eof_fix # gem install fastthread # gem install ruby-debug-ide ruby-debug-base # gem install rack
そして, ruby系統の実行ファイルは全部/usr/local/binに入っているので,「window」→「preferences」を開き, gemやrakeの場所を設定していく.
- 「Ruby」→「Gems」のPath to gem bin scriptを「/usr/local/bin/gem」
- 「Ruby」→「Rake」のrake pathを「/usr/local/bin/rake」
とする.
また, Ruby VMを選ぶ.
- 「Ruby」→「Installed Interpreter」のInstalled RubyVMsというところので, /usr/localと書いてある行にチェックを入れる.
NetBeans(統合環境)
Aptana Radrailsの他にも, NetBeansをいれて試してみることにした.
www.NetBeans.orgからダウンロードです.
www.NetBeans.orgからダウンロードです.
$ su # cd <DOWNLOADED_DIRECTORY> # chmod +x netbeans-<VERSION>.sh # ./netbeans-<VERSION>.sh
あとは, 説明を読みながら, ボタンを押していくだけ. フォントの滑らかさは低いですが, 補完はこっちの方が遙かによい. あと軽いですね.
フォントをちょっと滑らかにするには,
# gedit /usr/local/netbeans-<VERSION>/etc/netbeans.conf
で,
netbeans_default_options="呪文"
の呪文と"(ダブルクォーツ)の間に
-J-Dawt.useSystemAAFontSettings=lcd
を挿入します. 先頭にスペースが入っていますので, 忘れずに!!
そして, なにやら, Vim風の配色設定にできるらしい.
NetBeansの「ツール」→「プラグイン」から「使用可能なプラグイン」タブを選択し, 「Extra Color Themes」にチェックを入れてインストール. NetBeansを再起動してから「ツール」→「オプション」で「フォントと色」タブを選択し, プロファイルを「Norway Today」などにできる. LinuxとかVimっぽい配色を選ぶことができる.
さらに, jViというプラグインを入れると, Vimさながらのキーバインドを実現できる! NetBeans神. jvi.sourceforge.netからダウンロードだ. 解凍して, 「ツール」→「プラグイン」で「ダウンロード済み」タブを選択. 先ほど解凍したファイルを「プラグイン追加」で選択して, インストール. NetBeansを再起動してから「ツール」→「オプション」で「JVi」タブを選択して, Vimのような設定を行ってください.
Buffer Modificationsは
- 'backspace''bs':2
- 'expandtab''et':オン
- 'shiftwidth''sw':2
- 'softtabstop'sts':2
- 'tabstop''ts':2
とした. 設定中に表示が変になることが僕の環境ではありましたが, 落ち着いて, ウインドウの端をつかんで幅を広げてあげれば, ちゃんと表示されるようになります.(Javaのswingかなんかの問題なんでしょうね.)
jViは, 「ツール」→「jVi」でオン・オフが切り替えられる.
僕は, Vimが大好きなので, Eclipse系の統合環境全部やめて, NetBeansに乗り換えようかなと思いました.
この場合, プロジェクトファイルを簡単に分けられる構成が好きなので, 複数インストールできるzip版をダウンロードする.
NetBeansは, 起動したときに「開始ページ」が表示される. 下の方に表示されている「起動時に表示」というチェックを消すことで, 表示されないようになる.