シュヴァルツクベレ設定wiki

カスミ

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所在(?) シュヴァルツクベレ城
本名 カスミ
役職(?) シュヴァルツクベレ城メイド
種族 人間?
年齢 19歳
所有装具・武具

詳細

人間の女装メイド

三年前、双子姫がユタを泉で拾ってきた頃、もののついでとばかりに大公爵老が第五期として城に迎え入れた女装のメイド。

当時、侍女長と姫の世話役を兼任していたトグマが、双子姫に新たな世話役をつけるという大公爵の思いつきを押し切る形で呼び寄せることとなった。
見た目には、天色なほどの美人で、肌は白磁の白、柳眉の眉、唇は桜桃のそれで、澄みきった明眸の瞳、そして滑らかな漆黒の髪を持つ人物。
ただし性別男、年齢十九歳。

かつては、大公爵領城下町ノレンバレルの一等酒場『黄昏の窈窕亭』にてウエイトレス(ウエイターだろうか)をしていた経歴があり、身分を隠してよく遊びに訪れていたアガレス老が城への雇用を取り付けたとか。
大公爵すら、彼を彼女だと思っていたらしく、それはそれは、しつこいほどに口説きにかかっていたらしい。
男だと気づいたのは城への雇用を取り付けた後だったとか。
もっとも、容姿と服装があれなだけに、男性と納得することの方が難しいのかもしれないが、それでも本人にはオカマだとか同性愛だとかいった特殊な性癖は一切無いらしい。
女装癖も十分特殊だとは思うのだが、それはそれであるらしい。

城へとやってきた当初は、それはもう、連日の様にギャクジョウに口説かれていたらしいが、カスミが彼女ではなく彼だと知った後は、今まで自身が発してきた歯の浮くような口説き文句と、今時ドラマでもありえないような演出の数々を思い出しては自我崩壊寸前まで精神的に追い込まれ、忘れるために城の雑用を一手に引き受け、泥のように眠り、また思い出す。というサイクルを、しばらく繰り返したらしい。
更には、城内の女性陣からは、そのあまりのカスミ贔屓から顰蹙を買い。
そして、カスミが男性だと解るとあらぬ噂が城内を光の速さで駆け巡り、ギャクジョウの性癖がまた一つ(噂の中で)増えたとか。
そんなこんなで色々と悩んだ時期も在った。(ギャクジョウが)
何だかんだといいつつも、メンタル面では脆かったりするのが、ギャクジョウ氏なのだ。

今でも、ギャクジョウはカスミに顎で使われることが多く、文句を言えば、当時の恥ずかしい口説き文句と演出の数々を暴露されてしまう危険をはらんでいる。

もっとも、カスミが城へやってきた当初、その性別を見分けられたのはヒラサカ、サナ、サトリの三名だけであったらしい。
ヒラサカとサナは、共に種族として他の魔族、神族以上に男女を見分ける能力に特化しており、本能的にそれを知ることができる。
サトリに至っては、物事の本質を見抜くことに秀でる面があり、容姿に惑わされることなく、挨拶を交わした段階で、男性だと解っていたらしい。
あまりに、カスミをしつこく口説き続けるギャクジョウを疑問に思い、ギャクジョウに「男にも興味があるの?」という類の質問を皆が集まる食堂でサトリが話したことでカスミの性別が明らかになった。
サトリにしてみれば、皆が気づいているものと思っていたらしく、カスミもカスミで、自分の性別が男です。などと説明するのは、当然だが不自然きわまる会話だということで話していなかっただけで、隠す気は毛頭なかったらしい。
だが、ギャクジョウがせまった際にも事実を話さなかったあたり、ギャクジョウの様子を楽しんでいたことは明白だ。

その後のギャクジョウは、変態の節操なしとして、城内でしばらくの間、村八分以上の仕打ちを受けることになるのだが、その頃は、同じ傷を持つ同士である大公爵と慰めあっていたとか、そのときの「あの容姿じゃしょうがねぇって、あの容姿じゃしょうがねぇって」とか「爺さん、爺さん」などと語りながら老人の胸で泣きじゃくるギャクジョウを見咎めた何者かが、墓守仕事もそこそこに、あらぬ噂を広めたりしたこともあったが、それはまた別のお話だ。

普段のカスミの仕事は、常に双子姫の傍で、そのお世話をすることにある。
容姿だけでなく、教養を養うために、普段からトグマやサトリといった一流の教養と品性を持つ方々からの手解きを受けながら、未だ勉強中の身であるらしい。

#ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (kasumi.PNG)

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