シュヴァルツクベレ設定wiki

サトリ

最終更新:

schwartzcberewiki

- view
だれでも歓迎! 編集
所在(?) シュヴァルツクベレ城
本名 サトリ=リル=カレル=ア=シュレーゲル=フォン=ホーエンハイム
役職(?) シュヴェルツクベレ城メイド
種族 人間??
年齢 20歳
所有装具・武具 チャンバラハリセン?


詳細

エンハイム領を統治するパラケルススの娘

麗しの令嬢ではあるが、お嬢様気質で、今ひとつ世間知らず。
とある事件をきっかけに五年前の十五の歳より城にやってきている。この城に預けられたのも、娘を想う親心故の考えがあるらしい。

性格は明るく、思慮は深いが行動は浅いという変わった子、思考することは好きだが、それを実行するかどうかは別問題と考えている。
容姿は赤ら乙女というに相応しい姿をしている。

仕事は苦手で、本来は日がな一日好きなことだけをやっていた子だけに、五年たっても未だに仕事にはなれない様子。
ただひたすらに床を磨き続け、床を削るという特技を持つ。
掃除の最中には、何かしら別のことをひたすら考えているようだが、そのせいか仕事中は軽く半笑いであったりする。

案外豪胆なところもあり、貴族の令嬢とは幸いにも誰一人思っていない。
ただし、仕草は優雅であり繊細、作法も完璧にマスターしており、芸術面においても非凡な才能を見せる。
音楽にも長け、木管楽器ではフルート、金管楽器ではコルネット、打楽器ならばシロフォンやマリンバ(ただし一番のお気に入りはトライアングルらしい)、弦楽器ならばヴァイオリンやチェロ、鍵盤楽器ではピアノとパイプオルガンなど、それぞれに卓越した技巧を持ち、その実力はマエストロをして天上の音楽と言わしめるほど、ただ、披露する機会が極端に少ないことが、身に付けた技術にとって不幸といえば不幸である。
また、語学や机上での実学も有し、高明なまでの教養を持っている。
その上でダンスにも明るいなど社交界においても十分な素養を持ち、時折、他領地のパーティにヒラサカスクネらと共に出席することもあるほどだ。
彼女に一曲、御相手を願うならば、立食を設けるテーブルを探してみるとよいだろう。

一見無欠に見える彼女だが、唯一運動神経や直感といった面においては酷く鈍く、運動神経は軽く切れているように見受けられ、直感に至っては、背後に人が立っても肩を叩き声を掛けるまで気づくことが出来ないほどに鈍い。
そのほかにも、興味が無いという意味で言えば、学問の中でも神学に対してのみ消極的で、神の奇跡や権威については一切の興味を持っていない様子が伺える。
その為、人間でありながらも、無粋な者には神であっても容赦せず、容易に激情を吐露するなど、遠慮の無い様も伺える。

その遠慮の無さ故に、五年前、とある事件を起こし自領に住むことが出来なくなったのだが、本人としては、さして気にした風もなく、そもそもなぜ自分がシュヴァルツクベレ城に住むことになったのかも、今一つ理解に乏しいところがある。
彼女としては、幼いながらも人生十五年生きた経験から導き出した結論に基づいた行動であり、物臭な自身にしては、久方ぶりに良くやったと自分を褒め称えているほどの出来事であったが、実際にはそれこそ大事であったし、戦中のどさくさでもあった為、有耶無耶にはなったものの、彼女の行動によって一人の貴族が、その爵位を追われたことは曲げようの無い事実でもある。
自領を追われたことには微塵の悪感情も懐いてはいないが、しかし、かつて相対した貴族の行いは、未だに悪感根深い様子で、忘れてはいないらしく、また会うことがあれば、一発といわずニ、三発殴ってやろうと密かに心に決めている。

また、その心安い性格故かは定かでないが、ミドガルドの魔王とも懇意にしているらしく、以前に大公爵アガレスの供としてヒラサカと三人で万魔殿(パンデモニュウム)の舞踏会へと訪れた際に親しくなったらしい。
そのときに、魔王は〝まーくん〟と彼女に呼ばれることになったのだが、ヒラサカは、魔王様をまーくんと呼ぶのだけはよしてくれ。と懇願したことで(因みに大公爵は大いに笑っていた)それ以来魔王のあだ名は彼女の中で〝るーくん〟になった。
ヒラサカは、より一層に気安くなったように感じてならないが、魔王本人は至って気にしていない様子である。
それ以後は、時折万魔殿を訪れているらしく、以前に洋菓子を作って持って行った際に、実に美味しそうに食べた様子を見て、勝手に甘党と判断し、最近では遊びに行く際には必ず甘い御菓子を持参するようになっている。

そんな彼女の生活は至って平穏なものであり、城ではトグマの御小言を右から左に聞き流し、自分本位の理屈を展開するあたりがお嬢様、毎夜欠かさず綴る日記には、その日いかにしてトグマを打倒したかという半ばフィクションのお話が大多数を占める。
現実には、トグマの激昂に際し、そのつどナオが仲裁にはいり仕事をこなすのだ。

城内において彼女の素性を知るのは、大公爵伯爵の二人のみ。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
添付ファイル
人気記事ランキング
ウィキ募集バナー