Vナンバー(試作機)
AMB-V2 ウーヴェン
[[ベーゼルガ]]と同期に設計された主力候補MSだった。 コンセプト等はベーゼルガと同じだが、オーブの技術を直接借りていない純国製の機種。 基本性能は運動性や装甲等の面で他国の最新主力機と同等。 ベーゼルガ同様にセンサーや通信機器に惜し気もなく高性能な物を搭載している。 (センサーはベーゼルガに劣るのだが、逆に通信性能が上回っている。) バックパックはフライトユニットとして機能し、単独で飛行戦闘も可能で機動性も十分。 総合的な性能ではベーゼルガと互角だが、拡張性で劣っていた為設計段階でコンペ落ちした。 (拡張性で劣ると言っても標準的なMSと比べると若干上ではある。) しかし「ベーセルガの拡張性は逆に高過ぎるのでは?」と言う意見も多く、検証用に数機が生産された。 機体はS.A.社の生産ラインの設備のテストも兼ねて部品が製作され、組み立てられた。 生産ラインそのものが未完成であり実機完成は遅れ、ベーゼルガの実機到着の数日後に2機が完成。 宇宙軍用の実験機はほぼ部品状態で送られ、艦内で組み立てられた。 本機のデータはベーゼルガと交ぜられ、拡張性を抑えコストを下げた[[エインヘリア]]の設計に貢献した。 余談だがある貴族の手引きで試作機の1機がベーゼルガの素体と共に中立コロニーに運ばれたらしい。
AMG-V3 ノートゥング
オーブから合法的に手に入れたムラサメのフレームをベースに開発された試作可変機。 エインヘリアが使う緊急展開ブースターが使い捨てで、運用コストに問題がある事が開発理由である。 可変構造はほぼ同一であるが、本機は機首シールドなしでも変形可能である。 フレーム以外のパーツもエインヘリアから大半が転用され、開発期間が短いながら信頼性は高い。 シールドが小型など防御面で不安を残す上に、固定火器も持たない。 武装はビームライフルとビームサーベルのみだが、これは試験機だからである。 将来的には固定装備やシールドを強化した上で量産化も考えられていた。 しかし戦時下になった事で主力量産機の生産が優先され、開発は一時凍結されてしまう。 4機が組み上げられ内1機は部品取りの予備機となっている。 1号機が無人での空中変形のテスト中に主翼のジョイントが折れた事で地面に激突し大破。 (原因は予定速度をオーバーした状態で変形した為の負荷によるもの。) 2~4号機は問題点を改良した上で無人テスト後に有人でのテストをクリアしている。 主なテストパイロットは2号にフノス、3号をアルフレート。 (カラーはフノス機がパーソナルの桜色、アルフレート機はテスト機カラーの濃紺。) 開発は凍結されたがデモンストレーションが一般公開されており、それなりの知名度はある。
C.E.73の時点では遅れた主力機の生産が最優先とされ、V3以降の新型の開発は凍結されている。