【詳細】
理論上はゲシュマイディッヒ・パンツァーを展開し続けられる限り無制限に潜航深度を増すことが可能…とされるが、電力供給が途切れると力場と
トランスフェイズ装甲が
フェイズシフトダウンすると水圧によって機体が瞬時に圧壊する危険性がある。
これによってパイロットの危険性が極めて高くなってしまうことから、本機のテストパイロットから禁断の棺桶を意味する「フォビドゥン・コフィン」と呼ばれていたとされている。
フォビドゥンから大きくシルエットを変えておらず、バックパックを被る形で強襲形態に近い形態に変形する事が可能。
手持ち武器は
重刎首鎌 ニーズヘグから
トライデントへ変更され、ニーズヘグの刃はゲシュマイディッヒ・パンツァーを内蔵した可動式シールド部分に2枚ずつ仕込まれている。
クワガタムシの顎のように展開することで格闘戦において大きな威力を発揮する。
バックパックの両サイドには
スーパーキャビテーティング魚雷キャニスターポッドを装備。
スーパーキャビテーティング魚雷はスケイルシステムへと換装した
アストレイブルーフレームも装備した特殊な魚雷であり、魚雷そのものを気泡で包み込むことで水中を移動速度を飛躍的に高めたもの。
キャニスターとは密閉性に優れた保存容器を示すため、密閉性を高めた魚雷ポッドの意味か。
バックパックの先端部分には
フォノンメーザー砲を装備。
本機側の固定兵装として
115mm機関砲 アルムフォイヤーは引き続き装備しているが、水中において推力を得るための
テイルエクステンションが新たに追加されている。
これはアンカー、超音波アンテナ、曳航ソナー、アレイを内蔵した複合ユニットであり、回転させることで推力を得る仕組み。
超多機能スクリュー…のようなものか。
フォビドゥン・コフィンとまで言われた本機は4機量産されたことが確認されており、DESTINYにおけるヘブンズベース攻防戦において投入された。
【余談】
――――実はフォビドゥンヴォーテクスとフォビドゥンブルーは外見がほぼ同じ。
一応ヴォーテクスの方は改良に改良を加えた最新型であるのだが。
これはアニメ本編の展開と、時系列的に同時期であるとされるASTRAYシリーズ(SEED外伝シリーズ)の展開が関係している。
DESTINYのヘブンズベース攻防戦の映像には4機製造されたフォビドゥンブルー全て登場しているのだが、それよりも前に生産されたうちの1機がオーブ内のとある勢力に移り、もう1機も別の理由で地球連合軍を離れている。
それなのにアニメで生産された機体全て登場してしまったものだから…
最終更新:2024年08月22日 04:44