「制御不能の感情ノイズが迸る…!これは、怒りだ!」
【名前】 |
機械生命体メガヘクス |
【読み方】 |
きかいせいめいたいめがへくす |
【声】 |
三木眞一郎 |
【登場作品】 |
仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル |
【分類】 |
機械生命体 |
【特色/力】 |
機械化されたボディ、ボディの一部を組み換え武器化する |
【モチーフ】 |
不明 |
【詳細】
MOVIE大戦フルスロットルに登場し、紘汰と舞が移住した星に突如出現した人型の機械生命体。
ボディの一部を組み替えることで武装化する能力を持ち、背中にあるマントを両腕に装着式のブレードとして武装する他、
エネルギーガンに組み替えることで青色のビームや光弾を発射する。
その戦闘力は
オーバーロードをも凌駕し、極アームズを圧倒するだけの極めて高い攻撃力と、アームズウエポンの波状攻撃も意に介さない高い防御力を誇る。
六角形のシールドを展開することも可能。
その正体は
ロシュオ、紘汰に続く(作中描写されている限り)
3人目のヘルヘイムの超越者。
しかし、
ヘルヘイムの森の侵食に対し自分達が住んでいた世界ごと機械化し融合、個を捨て全となることで克服するやり方で乗り越え、その経験から脆弱な生命は全てメガヘクスと融合する事こそが幸せであり、唯一のことだと豪語する。
その極まった科学力はあらゆる物体、生命体をデータとして取り込み機械化、さらには読み取った記憶から故人すら寸分たがわぬ再現度でロボットとして再現してしまうほどの恐ろしいレベルに到達している。
トーチワームと呼ばれる侵略兵器を惑星に送り込んで星ごとそこに住まう生命を機械化させるという手段で他の惑星を侵略している。
しかしそれはヘルヘイムとは別のものによって侵略し返したのと同義であり、克服というが実質的にはテクスチャの張替え、上書きで一掃するに等しい。
スマートな銀色のボディにマント、身体に埋め込まれた青色のクリアパーツなどどこか近未来的なヒーローのようにも見える人型の姿をしているが、これは端末であり、本体は機械化された
惑星メガヘクスそのもの。
端末が取り込んだデータを解析し、自身に反映させることで無限に成長し強くなる性質を持ち、端末とは言え戦闘中でも相手のデータを採取して学習する厄介な相手。
紘汰の記憶を読み取っただけで
戦極ドライバー及び
ゲネシスドライバー、ロックシードはもちろんのこと、作中にこれまで登場していなかった新たな
エナジーロックシードさえも作り上げてみせた(後に試作品が登場したためこのデータを元に作り上げた可能性があるものの、紘汰は知らないはずなので、始まりの男とかしたことで全能になったがゆえだろうか)。
「~である」という独特な口調の流暢な日本語を話すが、これは戦闘中紘汰の記憶から読み取り習得したものであり、当初は意味不明な機械音声を発していた(字幕が表示されたため、何らかの意味のある言葉だったと推察できる。内容は不明)。
そうして紘汰の記憶からわずか数秒のうちに地球の言語を覚え、戦闘中地球の場所を特定し、紘汰の惑星を全て機械化したあと地球へと飛び立った。
地球に到達後、惑星の機械化をさせまいと後を追ってきた紘汰を圧倒し、極スカッシュからの無頼キックにより撃破されたかとおもいきや、鎧武の背後に突如復活し、
容赦の無い攻撃を浴びせ変身を解除した紘汰も激しい攻撃により消滅させてしまった。
そして彼の手にしていた極
ロックシードを手に入れ、これを解析し紘汰の読み取った記憶を合わせ、光実の前にメカ黒影を2体作り出して向かわせる。
しかし龍玄に瞬殺されてしまったため、より上位の
ゲネシスドライバーの使い手としてあの戦極陵馬をメカ生命体として蘇らせた。
ドラゴンエナジーアームズを身にまとうデュークは龍玄を撃退。しかし先程の戦闘で無事だったメカ黒影の
戦極ドライバーを持って光実は逃走してしまう。
その後傷を治療したものの満身創痍の光実は、デュークを兄に任せ単身タワーに突撃。
カプセルに閉じ込められた舞を目前に機械触手に捕まり機械化されかけるも、ブドウスパーキングを発動しタワーの中枢に囚われた舞を救い出すことに成功する。
一方デュークを何とか退けた貴虎と、光実が合流した前に現れ、極
ロックシードを取り込んだことで機械化したヘルヘイムの植物のような物体を操る力と、
さらなる戦闘力を見せつける両ライダーを圧倒するも、斬月の捨て身の行動とそれに応じた龍玄の攻撃により取り込んだ極
ロックシードを奪還されてしまう。
そしてその行為に対し「怒り」を覚えたメガヘクスは声を荒げるも、極
ロックシード内に残したバックアップから紘汰が復活し、
大きなダメージを負ったため弱体化したことで3ライダーのトリプルキックで撃破されてしまう。
だが、その直後
惑星メガヘクスから大量の端末が地上へと派遣され、地球を完全に侵略するため各地へ散らばっていった。
【余談】
クリーチャーデザインは、鎧武で赤(西洋系)の
インベスを担当したニトロプラスのニシー氏。
『ウォーニングフルーツカクテル』によると、「
インベスとは違ったメカ生命体」というオーダーがあったものの、次回作の怪人と差別化させるためにややSFチックに仕上げたという。
声を演じる声優は、次世代ライダーが使っていた
ゲネシスドライバーの音声担当である三木眞一郎氏。
なお
ゲネシスドライバーの音声が誰であるかは公式表記では徹底して伏せられている。理由は不明。
変身システムの音声を担当し、後に怪人の声を担当したのは
仮面ライダーリバイスにてリバイスシステムの音声と
シックという劇場版に登場した怪人の声を担当した藤森慎吾氏がいる。
また、本体である本物のメガヘスクは少なくとも小惑星の規模を誇り、過去のライダーシリーズに登場した『敵』の中ではレッツゴー
仮面ライダーに登場した岩石大首領をも遥かに凌いで最大の分類に入る。
なお攻撃のエフェクトにヘクス=六角形が用いられている。
最終更新:2023年06月23日 02:10