【詳細】
本来は本性を隠すため表向きの体裁を整えることを「皮」にたとえ、本性が露見した際に「化けの皮が剥がれる」という形で使われる日本語であるが、
これは文字通り人間のふりをするため皮を被って人間に化けるための道具である。
この化けの皮を加工、販売しているのは
ザミーゴ・デルマであり、
ブンドルト・ペギーがそれに関して口にしていた。
具体的な値段(というかギャングラー間で流通している通貨)は不明だが、それなりに値段は張るらしい。
ギーウィ・ニューズィーは#24にてザミーゴから直接化けの皮を買い替えていたが、払ったのは日本円で札束2つ。
「釣りはいらない」と発言しているため、少なくとも100万円以上、200万円未満と思われる。
この化けの皮はあくまで外見を偽装するために使うもので、強度は低くルパンレンジャーが投げつけたカードで傷つくとたちまち剥がれてしまう程度。文字通り薄皮一枚程度といったところか。
その時の描写から格納はそれぞれのギャングラーの金庫が担っていると思われる。
なお、化けの皮がザミーゴが調達した人間から作られているというのは示唆されていたものの、
化けの皮のもととなった人間はすでに殺害済みであることがナリズマの口から語られている。
そのため、少なくとも今まで化けの皮を使っていた
ギャングラー怪人達の人間態となっている人達はすでに生きておらず、その情報を快盗たちが得ているかは不明。
少なくともノエルは知っていた可能性もあるが、やはりナリズマの口からそれを知った国際警察のメンバーはかつての同僚の外見を利用していた彼に対し激昂していた。
快盗たちはザミーゴが攫った大切な人達を取り戻すべく戦いに明け暮れているものの、現在彼らの身内が化けの皮の外見として登場していないのは不幸中の幸いというべきか。
ただ
トカゲイル・ナクシャークの外見は透真の婚約者が攫われたときその場にいた男性のものであったため、攫った順に加工しているのであれば猶予はない…もしくは既に加工済みという最悪の状況も考えられる。
#49にてザミーゴの行動から快盗達の大切な人々はまだ化けの皮に加工されておらず無事であることが判明した。
ザミーゴは2年前に引き起こした大量失踪事件以外にも人間を攫っているかのような描写もあるため、気まぐれに人間達を冷凍保存し保管庫に転送していたと思われる。
特定の人物を狙うのではなく、その場にいた人間を根こそぎ攫っていたようなので、何故標的になったのかの考えるのは無意味であり、
魁利達の身内がかろうじて化けの皮になっていなかったことも、単なる幸運でしか無かったと言える。
なお#50にてザミーゴが倒されたことで凍結と転送能力が解除され、冷凍保存されていた被害者たちは皆元の姿のまま、さらわれた当時の場所に戻り復活することが出来た。
…今まで、ギャングラーの化けの皮として登場していた人物たち、以外となるが。
【余談】
化けの皮では声まで偽装出来ないため、ナリズマを除く人間態が登場したギャングラー怪人は基本的に怪人態の声を人間態が演じた俳優が担当している。
令和ライダー6作品目である
仮面ライダーガヴでも怪人が使うことで人間に化ける事ができる
ミミックキーが登場している。
ミミックキーがどのような方法で人間の見た目を再現しているのかは定かではないが、同作では様々な不穏要素がてんこ盛りであり、真っ当な方法で作られている可能性のほうが少ない。
もし仮に
とある物を作った際の
絞りカスが再利用されているのなら…
最終更新:2024年12月04日 22:04