ブンドルト・ペギー

「ジーッとしてても…とおっ!」

【名前】 ブンドルト・ペギー
【読み方】 ぶんどると・ぺぎー
【声/俳優】 水野直
【登場作品】 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
【登場話】 #5「狙われた国際警察」
#6「守るべきものは」
【所属】 異世界犯罪者集団ギャングラー
【分類】 ギャングラー怪人
【武装】 フルアーマー、ロングソード
【犯罪歴】 連続強盗殺人
【犯罪技】 ロングウオーソード、ペイン斬り(強化改造後)
ルパンコレクション 「稲妻のように飛び跳ねる~Jack bondissant tel l’eclair~」
【金庫/識別番号】 胸部/「028」
化けの皮 眼鏡をかけたチンピラ風男性
【人間界での犯罪内容】 連続強盗殺人、国際警察襲撃、VSビークルの窃盗
【生物モチーフ】 ペンギン
【名前の由来】 分捕る+フンルトペ
【暗証番号の由来】 不明

【詳細】

甲冑を着込んだペンギンのような姿のギャングラー怪人。

「ロングウオーソード」という魚の形状をした剣で武装し、この剣を用いた斬撃などで連続強盗殺人を繰り返していた。
ブーツ型のルパンコレクション「稲妻のように飛び跳ねる~Jack bondissant tel l’eclair~」を所持し、それを胸部の金庫に格納して、超ジャンプ力を行える能力を得た。

#5の序盤にデストラから国際警察が運ぶVSビークルの奪取を依頼され、それを承諾。
移動中のヒルトップを襲撃し、護衛を次々になぎ倒して彼からサイクロンダイヤルファイターとトリガーマシンバイカーの入ったトランクを奪い取る。
そして「あばよ!」と逃走を図るが、コグレの情報からデストラと会っていた時点でブンドルトを補足していたルパンレンジャーの攻撃を受ける。
ルパンレンジャーにトリガーマシンバイカーを奪われた直後にパトレンジャーの面々がやってきたが、面倒なのに絡まれる前に、とルパンレッドからカードを受け取り、
コレクションの力を使ってその場から逃走する。

カードに書かれた日時と場所に従って江布津工場跡地に移動するが、現れたのは快盗達ではなく、
ブンドルトが盗んだケースにつけられた発振器の信号を追ってやってきた国際警察の面々だった。
警察チェンジしたパトレンジャーを相手にすることになるが、事前に大量のポーダマンを伏兵として潜ませており、彼らを統率してパトレンジャーを交戦する。

そこにルパンレンジャーも合流。
自分の所業を棚上げして「俺を騙したわけじゃねえだろうな!」と叫ぶも、乱戦の中パトレン1号にサイクロンダイヤルファイターを奪い返されてしまう。
ダイヤルファイターを欲するルパンレッドは、既に手に入れていたトリガーマシンバイカーを代償に勝負を持ちかける。

自分を放って勝負を始めた1号とルパンレッドを他所に、工場内から外に出て残りのメンバーと戦うも圧倒されてしまう。
しかしその場にデストラが出現し両戦隊を攻撃し始め、圧倒的なパワーで戦況はギャングラー優位に一気に傾いた。
だがブンドルトは戦闘に加わるどころか、よりにもよってデストラが両戦隊を押している間にその場から逃走してしまう(それに気がついたデストラに「あの鉄くず」呼ばわりされた)。

#6にも引き続き登場。
化けの皮をかぶり町中に潜伏していたが、ジム・カーターが監視カメラの映像からブンドルトの人間態を見つけ出し、
その情報を元に駆けつけたパトレンジャーの攻撃を受ける。
だが#5でルパンレッドに負けたことを引きずり、戦いを長引かせ快盗をおびき寄せようとする1号に他の2人が困惑している隙にその場から逃げ出した。

人間態での姿がバレた為、ザミーゴ・デルマから新たな化けの皮を買おうと考えるが、そこにゴーシュ・ル・メドゥが現れる。
ゴーシュの「デストラが怒っていた」という言葉に焦りを感じたのか、彼女の提案により強化改造手術を受けた(化けの皮より高い値段を払う事になった模様)。

強化改造手術の結果、巨大なウイングソードを両腕に装備し、鎌鼬のような強力な衝撃波を発生させる事が可能となった。

その後、町中に出現して快盗を呼びながら暴れ始め、そこに国際警察が到着。

さらに快盗戦隊も駆けつけ、三つ巴の激しい戦闘に突入する。ルパンレッドの挑発に乗ってしまった1号はブンドルトを他所に再び争い始めたため、
ペイン斬りで二人もろとも攻撃するが、1号はかつてつかさに告げた初心を思い出し、逃げ送れた一般市民を守るためあえて攻撃を避けなかった。
その姿勢にグッときたグットストライカーがレッドの持つトリガーマシンバイカーを1号の方に弾き飛ばし、それを使って放たれたバイカー撃退砲の直撃を受け撃破される。

その直後、ゴーシュのコレクションの力で巨大金庫を施され、再生巨大化する。
ルパンカイザーごとコレクションを持ち帰ろうと大きく出るが、サイクロンダイヤルファイターを左腕に換装したルパンカイザーサイクロンに全く歯が立たず、「グッとくる竜巻」で上空に巻き上げられ、最期は「グットストライカー連射 吹き飛んじまえショット」を受け爆散した(その際にデストラになおも助けを叫んでいる)。

【余談】

スーツはナンパリオ・ペンギーノにリペイントされた後、イセロブ・スターフライドへ改造された。

モチーフはペンギンだが、「ペンギン型のフルアーマーを着込んだ生物」といった姿をしている。

武器のロングウオーソードのモチーフは魚であり、「ウォーソード」ではなく、「魚(音:うお)ソード」の洒落となっている。

ペンギンをモチーフとした怪人は非常に少なく、鳥モチーフに採用されたビートルファンガイア、味方側ではあるがミシェル・ペングくらいと数えるくらいしかいない。
ギャングラー怪人は他にも鶏モチーフや、リスモチーフ等過去作品でモチーフに選ばれなかった動物を使ったデザインの怪人が多く登場している。

声と共に化けの皮を演じた水野氏は別局の特撮番組、ウルトラマンジードに出演しており、上記のセリフはそれにかけたもの。
許可はとっていたらしい。

デストラ・マッジョは上司のような存在で、「デストラさん」と呼び媚びへつらっている。
上司と部下、というよりはブンドルトが舎弟のような態度。
だがいざとなればデストラさえ見捨てて逃げ出すほど自己保身が強い(それが原因で改造手術をせざるを得ない状況に追い込まれることになった)。
同じ様にデストラの部下的存在にブレッツ・アレニシカがいる。

デストラの方はさん付けで呼ぶのに対し、ゴーシュは呼び捨てしていた。
もともとゴーシュも一般的なギャングラー怪人の立ち位置だったのかは定かではない。あまり頭が良くないようなので何も考えていない可能性もある。

最終更新:2022年12月10日 03:13