「ザミーゴも快盗共も許さねえぞ!」
【名前】 |
イセロブ・スターフライド |
【読み方】 |
いせろぶ・すたーふらいど |
【声/俳優】 |
真殿光昭/蜂須賀祐一 |
【登場作品】 |
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー |
【登場話】 |
#38「宇宙からのコレクション」 #39「こいつに賭ける」 |
【所属】 |
異世界犯罪者集団ギャングラー |
【分類】 |
ギャングラー怪人 |
【武装】 |
ウチワックス |
【犯罪歴】 |
爆発物散布 |
【犯罪技】 |
エビフライングミサイル |
【ルパンコレクション】 |
「飛び去って~Je veux m’envoler~」 |
【金庫/識別番号】 |
腹部/「917」 |
【化けの皮】 |
赤色のハンチング帽、羽織と扇子を身に付けた男性 |
【モチーフ】 |
伊勢海老、団扇海老、海老、エビフライ |
【名前の由来(姓)】 |
伊勢海老+ロブスター |
【名前の由来(名)】 |
ロブスター+エビフライorフライ(英:fry) |
【暗証番号の由来】 |
不明 |
【詳細】
重厚な鎧に包まれたエビのような姿のギャングラー怪人。
ウチワエビのエビフライのような形状の噴射斧「ウチワックス」で武装し、そこからエビフライを模した強力なミサイルを発射する犯罪技「エビフライングミサイル」を得意とする。
更にウチワックスの表面には油を放出できる穴があり、そこから大量の油を撒き散らす事で周囲を瞬時に火の海に変えてしまう。
他にもウチワックスは背中に装備する事で「エビフライングロブースター」となり、空中を自由自在に飛行でき、空中戦は勿論、空中からミサイルを乱射して攻撃する事も可能となる。
ブローチ型のルパンコレクション「飛び去って~Je veux m’envoler~」を所持し、それを腹部の金庫に格納して、あらゆる物を浮遊させてしまう能力を得た。
浮遊させた相手は空中で身動きを封じられてしまう為、その相手にミサイルを撃ち込むコンボ技を得意とする。
空中では身動きがとれない為にそのような装備を持たないパトレンジャーには優位に戦えるが、バックルに仕込まれたワイヤーで空中でも移動を行えるルパンレンジャーとの相性は悪い。
ジャネーク・ソーサーとは幼馴染の荒くれコンビであり、乗り物を自由自在に操るコレクションを持つ彼と組んで#38で街中で暴れだし、
国際警察と激突するも、宇宙から飛来するビクトリーストライカーを手に入れるためジャネークのコレクションを必要とする
ザミーゴ・デルマが現れる。
「一緒においで」とジャネークを連れ去ろうとするザミーゴに対し軽口を叩くも、ザミーゴの癇に障り彼の犯罪技で氷結させられてしまう。
凍ったイセロブが砕け散ったのに気を取られたパトレンジャーはザミーゴとジャネークを見失ってしまった。
そのまま退場・・・と思いきや続く#39にてザミーゴが気まぐれに解凍したことで再び出現。
エビフライングミサイルを大量発射して破壊活動を行い、再びパトレンジャー達と交戦。
ミサイルを撃ち落とされたためコレクションの力で彼らを浮かせて動きを封じ、ミサイルを叩き込んだすきに化けの皮を被ってその場をあとにする。
だがその様子を近くから盗み見ていた魁利に目撃され、後をつけられたことで潜伏場所が判明。
ルパンレッドと戦い、コレクションの力を発揮して宙に浮かせるも、事前にパトレンジャーとの戦いを見ていたレッドはワイヤー軌道に切り替えることで対応。
元からワイヤーアクションを得意としていただけにコレクションの力は通用せず、接近されコレクションを奪われてしまう。
だがその直後に
ザミーゴ・デルマがやってきたため、ルパンレッドはザミーゴとの戦闘に突入。
自分を余所に争い始めた二人に混乱しつつもコレクションを奪ったルパンレッドを倒そうと、戦闘に割って入ったが、
ビクトリーストライカーの力でパワーアップしたスーパールパンレッドとザミーゴの戦闘は激しさを増したためそれ以上関われず傍観していた。
そしてスーパールパンレッドの未来予知を交えた必殺攻撃の盾として選ばれ、フリーズコールダーで凍らされた後ザミーゴの眼の前に転送され直撃を受け敗北。
悲鳴を挙げぬままに肉体が消滅したが、直後現れた
ゴーシュ・ル・メドゥのコレクションの力で巨大復活。
コレクションを盗んだ快盗と、自分を良いように使うザミーゴに対する怒りを見せつつ、ビクトリールパンカイザーと巨大戦を繰り広げる。
ウチワックスから油を撒き散らして火災を発生させるも、トリガーマシンスプラッシュの力で瞬く間に消化されてしまったため、
戦法を切り替えウチワックスを背中に装着したエビフライングロブースターで飛行しながらミサイルを発射しビクトリールパンカイザーに攻撃を加える方向にシフトするも、
ビクトリールパンカイザーは飛行モードに変形、自分が空中戦で追い詰められたことに驚き、グッドストライカー 蹴散らしちまえキックを受け地上に落下し爆散した。
最後の言葉は「生まれ変わったら煎餅にー!」というものだった。えびせんべいかな?
【余談】
基本モチーフはエビ、武器のモチーフはウチワエビ、攻撃技はエビフライ、名前の由来は「伊勢海老、ロブスター、エビフライ」などとエビの要素が取り込まれたギャングラー怪人だったのだが#38で本人は「エビじゃない」と主張している。
蛇モチーフのジャネークも同様に「ヘビじゃない」と主張していた。
「飛び去って~Je veux m’envoler~」は『鳥人戦隊ジェットマン』のジェットマン5人がモチーフとなっている。
ピッチ・コックの所持するルパンコレクション「ベートーベンをぶっとばせ~Fais rouler Beethoven~」も「行動を阻害する」という点でコレクションの効果が類似している他、こちらもパトレンジャーを苦戦させていたが、ワイヤーアクションを行えるパトレンジャーには効果が薄いという共通点があった。
登場後即退場という出落ちにも等しい扱いを受けたのは
アニダラ・マキシモフという前例がある。
同じ作品で出落ちの前例があるというのも珍しいが、アニダラは結局デストラの実験のため復活し、戦隊同士のゴタゴタに巻き込まれる形で再度撃破されており、
イセロブとは自分そっちのけで発生した争いに巻き込まれ死亡するという最後まで共通する。
犯罪技であるエビフライングミサイルは見た目がエビフライそのものであり、市民からの通報も何件かあったことから、設置型の爆弾のように使うことも可能だった模様。
ヒルトップが「不審なエビフライを見かけたら回収するように通達する」という発言をした上、街中にミサイルが残っていないか探していた咲也が「不審なエビフライ」を連呼しながら歩き回っていたシーンが視聴者の印象に強く残ったらしい。
なお、某ソーシャルゲームで後に本当に不審なエビフライと言えるキャラクターが登場している。
最終更新:2020年09月05日 23:09