ジャネーク・ソーサー

「えぇー!?何ィ!?乗り物一つじゃねーの!?どっちを操りゃいーんだ!?」

【名前】 ジャネーク・ソーサー
【読み方】 じゃねーく・そーさー
【声】 松山鷹志
【登場作品】 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
【登場話】 ♯38「宇宙からのコレクション」
【所属】 異世界犯罪者集団ギャングラー
【分類】 ギャングラー怪人
【武装】 なし
【犯罪歴】 遠隔ハイジャック
【犯罪技】 ヘビーウィップ
ルパンコレクション 「夢中にさせる~Elle me rend fou~」
【金庫/識別番号】 胸部/「106」
化けの皮 なし
【生物モチーフ】 ヘビ
【その他モチーフ】 王冠
【名(名前)の由来】 蛇(音:じゃ)+ヘビ(英:snake
【姓(名字)の由来】 操作
【暗証番号の由来】 不明

【詳細】

王冠をかぶった1つ目のヘビのような姿のギャングラー怪人。

両腕がヘビの尻尾を模し、その両腕をムチのように振るって攻撃する「ヘビーウィップ」を得意とする他、単眼から光線を発射して攻撃する。
ステアリング型のルパンコレクション「夢中にさせる~Elle me rend fou~」を所持し、それを胸部の金庫に格納して、様々な乗り物を自由自在に操る能力を得た。

このコレクションは乗り物を操るものだが、能力の行使対象の操縦席に誰かが乗って先に操縦していたとしてもコレクションの能力が優先されるという状況によってはかなり危険な使い方が可能な代物。
だが劇中の描写を見る限り対象は1台しか操れない欠点がある模様(最も上述のセリフに表れているように単純に本人の処理能力に問題がある可能性もある)。

イセロブ・スターフライドとは「幼なじみの荒くれコンビ」として共に暴れ回っていた仲であり、自分はコレクションの能力で様々な乗り物の暴走を引き起こしていた。

♯38に登場しイセロブと共に街中で破壊活動に勤しんでいたが、国際警察が駆けつけたためコレクションの力で自動車を操って翻弄する。
だがビクトリーストライカーの情報を手に入れたザミーゴ・デルマが戦闘中に現れ、自分と共に来るように言われる。
ザミーゴを揶揄したイセロブが犯罪技で凍結転送されたため、彼の二の舞いにならないためかやむを得ずその場から撤退。

どこかの建物の中でビクトリーストライカーの情報をザミーゴから伝えられたため、自分のコレクションの力でコントロールを奪うべく、弓引山に向かい宇宙空間から降下してきたビクトリーストライカーを操り、
巨大化させたダイヤルファイターに乗り込んだルパンレンジャー達を迎撃する。

直にこの場へ駆けつけてくるであろう国際警察を相手するため残っていたノエルに発見されるも、デストラ・マッジョが増援として現れたため自身はコレクションの力の行使に集中。
直接乗り込み操作しようとしたレッドのコントロールも受け付けず周囲を飛び回るブルー&イエローダイヤルファイターを攻撃し続けたが、
レッドがビクトリーストライカーの内部に格納されていたサイレンストライカーに気が付き、それに乗り込んで強引に脱出。
新たなビークルの出現にどちらを操るべきか混乱している間にサイレンストライカーに砲撃に巻き込まれてしまい、その隙に快盗チェンジしたルパンエックスの接近を許してコレクションを奪われてしまう。
着地したサイレンストライカーがデストラを追撃したためチャンスと踏んだパトレンジャー達のダメゼッタイ斬りとスペリオルエックスを受け倒される。

その直後、「ボスの命令」として現れたゴーシュ・ル・メドゥのコレクションの力で巨大金庫を施され、再生巨大化する。

死んだはずなのに巨大化して復活した現状に戸惑いつつも、巨大化に伴い直接VSビークルを奪い取ろうと考えるも、アタックモードに変形したサイレンストライカーのクローで大きく跳ね飛ばされている間にルパンレンジャーはサイレンルパンカイザーを完成させる。
「こうなれば全部奪えばいい」とサイレンルパンカイザーに対して激しい攻撃を加えるもサイレンストライカーの装甲には通用せず、右腕のトリガーマシンスプラッシュから特殊硬化剤を吹き付けられて固まってしまい、
そこを左腕のハンマーでぶん殴られた末、最期はグッドストライカー打ち砕いちまえキャノンを受け爆散した(その際に「じゃぁーねぇー!」と叫んでいる)。

敗北後、撤退の為にデストラが召喚したゴーラム(黒)もサイレンストライカーを強化アーマーとして装着したスーパールパンエックスに撃破された。

序盤でいきなり退場したイセロブだが、ザミーゴの気まぐれから解凍された事で#39に再登場する。
しかし、倒された相方に関する事は一切口にしておらず、倒された事を知らないのか、知ってた上で切り替えたのかは定かではない。

以前のウシバロック・ザ・ブロウに似たような前例がある為、仲が良いギャングラー怪人も仲間が倒されたら「それまで」という感覚なのかもしれない。

【余談】

語尾に「じゃね」を付ける馴れ馴れしい喋り方をする。

ヘビの頭部に人間の下半身が生えたような姿をしている(が本人曰く「ヘビじゃない」)。

ギャングラーとしては珍しく、身体の一部を用いた攻撃が犯罪技となっており、コレクションを抜きにした超能力らしきものは持っていなかった。

本編において爬虫類をモチーフにした初のギャングラー怪人となる(後にトカゲイル・ナクシャークも登場するが、全体から見るとモチーフ採用としては少ない部類に入る)。

声を担当したのは仮面ライダークウガにて杉田守道刑事役としても出演したことでおなじみの松山鷹志氏。
氏は俳優として活動する傍ら声優としても積極的に映像作品に参加しているのだが、怪人の声優役としては本作が初参加となる。

最終更新:2024年12月04日 21:56