マンモスマギア

【名前】 マンモスマギア
【読み方】 まんもすまぎあ
【声/俳優】 海東健
【登場作品】 仮面ライダーゼロワン
【登場話】 第7話「私は熱血ヒューマギア先生!」
【分類】 マギア
ゼツメライズキー マンモスゼツメライズキー
【データイメージ】 マンモス
【対象ヒューマギア/職業】 坂本コービー/体育教師
【目覚めた感情】 部活指導への熱意
【特色/力】 哺乳類の絶滅種/鼻/怪力
【モチーフ】 マンモス

【詳細】

体育教師型ヒューマギアの坂本コービーが、ゼツメライザーに「マンモスゼツメライズキー」を装填、起動しマギア化した姿。

哺乳類の絶滅種「マンモス」のデータイメージ「ロストモデル」を強化外装として装着、頑強な装甲と凄まじい怪力、そして胸部に備わるエクスヘイラーと呼ばれる鼻形の吸引器によってあらゆる攻撃を吸い込み、跳ね返して攻撃する。

体育教師型ヒューマギアである坂本コービーはジャージ姿の男性タイプ。
麗華中学校という学校に雇われてバスケ部の顧問を務めていた。
なお購入者は佐藤という教員であるが、バスケ部の練習のための情報と、生徒たちを過ごした時間によるラーニングによっていわゆる熱血教師へと成長。
そのためバスケの練習が学校の規定を超えてしまうことが多発し、勉学への悪影響を懸念した保護者から苦情が届けられており、佐藤はコービーをリセットしようと試みるも失敗続きだったため、
販売元である飛電インテリジェンスに連絡をしてリセットしてもらおうと考えていた。

そしてバスケ部の進退をかけた試合、その試合に負ければコービーはリセットを受け入れるという話だったが、バスケ部は負けてしまう。
その試合の帰り道、負けたことで意気消沈する生徒をボールを投げつけて励まし、その様子を「生徒への暴力」であり、試合にも負けたとしてリセットを強行しようとする佐藤、そして同じくエイムズショットライザーでコービーを破壊しようとする不破を或人が止めようと揉めあっている間に、コービーは自我に覚醒する。

「何故、何故…私は、此処に居る…?私は、私はバスケ部が初めて勝つところを見届けたい。
だから此処に居る。私の先生は、皆だ!」


コービーの変貌に周りにいた者達が戸惑っていると、そこへ迅が現れそれがヒューマギアの「自我」への目覚めであることを教え、ゼツメライザーを装着。
与えられたマンモスゼツメライズキーをセットして起動し、マンモスマギアへと変身してしまった。

フレイミングタイガーへと変身したゼロワン、バルカンと戦闘を開始し、その怪力とフレイミングタイガーが放った火炎放射を吸収して跳ね返し圧倒。
さらにドードーマギアまで乱入し、戦闘は混沌としてくる。

そこへアタッシュショットガンを構えたバルキリーが合流。
フリージングカバンショットを発射しマンモスマギアの動きを止めると、氷結攻撃が弱点だと説明してフリージングベアープログライズキーを手渡し、それを使ってゼロワンはフォームチェンジ。

強烈な冷気攻撃を得意とするゼロワンフリージングベアーの攻撃で動きを封じられ、フリージングインパクトを受け爆散した。

その後、再製造されたコービーは再びバスケ部の顧問となり、生徒たちと共に練習を行っていた。
かつての違う自分が生徒たちに教えたことを、今度は自分自身が学びながらまた成長していくのだろう。

なお、購入者である佐藤には無断の再製造だったようで、バスケ部の部員が増えたことで背部を免れていたことも知らなかった様子。

マンモスゼツメライズキーは刃唯阿が回収し、代わりに回収しそこねた迅は「また滅に怒られる!」と焦っていた。
この回収されたゼツメライズキーは、暴走したギーガーへの対処法として唯阿からイズに渡され、それを解析した結果通信衛星ゼアの一部として合体していた大型の救助マシンを利用したゼロワンの装備となる。

第22話では最強匠親方がこのマギアのデータを使ったアークマギア(マンモスタイプ)となった。

【余談】

モチーフとなったロストモデル、マンモスは絶滅動物の中でもトップクラスの知名度を持つと言っても過言ではない生物である。
氷河期に生息していたと言われ「ケナガマンモス」と呼ばれる種類が一般的に知られるマンモスの姿であろう。
その名前はロシア語に由来し「土の獣」という意味があるとか。

唯一滅亡迅雷.net陣営に回収されなかった使用済みのゼツメライズキーだが、刃唯阿が第9話でイズに渡したことで解析データからマンモスプログライズキーの作成元になった。
何故彼女がマンモスゼツメライズキーを回収しようとしたのかは不明であり、フリージングベアーの件のようにどこからプログライズキーを用意しているのかもわかっていない(ホーネットプログライズキーのようにZAIAの関係者から譲渡された可能性がある)。
そして、何故彼女が用意したプログライズキーに、通信衛星ゼアが反応しゼロワンの装備を射出する理由は今のところ明らかになっていない。

現時点でゼツメライズキープログライズキーのモデルが完全に一致している生物であるマンモス。
氷に弱いというのは発見されるマンモスが氷漬けであるためか。
そして原生生物モチーフのゼロワンの装備の中で唯一絶滅した動物なのは、採取されたDNAからのクローン複製が試みられているためか。

怪人モチーフとしても、ヒーロー側の装備モチーフとしても採用例が多く、その巨大さだったりパワーが強調されている怪人がほとんど。
「マンモス級」という言葉は大きさなどを示す指標としても広く使われている。

最終更新:2020年03月03日 13:07