【詳細】
アナザージオウ、
アナザージオウⅡとパワーアップしながらもジオウに破れた
加古川飛流。
ジオウを象徴とする「平成」ライダーの力に破れた彼は、平成の時代も、新時代たる令和も認めず、昭和に生きると宣言し、
時代を捻じ曲げ
昭和93年の世界を作り出した。
外見は
アナザージオウがオーマジオウを模したパーツを取り付けたような、オーマジオウが
アナザージオウに乗っ取られたかのようなものとなっている。
頭部パーツは
アナザージオウのように白目と歯茎をむき出しにした顔面をマスクで覆ったものだが後頭部から髪の毛が噴き出すように生えており、パーツの色が白黒反転しているなど見た目は
オーマジオウに酷似しているが、
実質的にはかつて
スウォルツがグランドジオウを指して言っていた「
オーマジオウもどき」という例えそのもの。
【余談】
ジオウの強化形態はライダーアーマーを除けばジオウⅡ、ジオウトリニティ、グランドジオウが存在するが、ジオウトリニティとグランドジオウをすっ飛ばし
オーマジオウの
アナザーライダーに到達したことは驚かれると同時に、最早ここまで復讐心をこじらせると何も言えないという評価を得ている加古川飛龍くん。
ジオウトリニティ、グランドジオウが飛ばされた理由としては
アナザージオウⅡの時点でグランドジオウと互角の力を得ているためとも思われるが、たった一人でソウゴに復讐しようとしている飛龍には友人がおらず、合体できる仲間がいないためジオウトリニティに相当する姿になれない。
また彼が登場した時点ではまだ
アナザードライブと
アナザーディケイドが登場しておらず、ドライブとディケイドのことを知らないので全ての平成ライダーの力を集結したグランドジオウには到達できないと見られている。
最もソウゴに復讐するという一点で曲がりなりにも
オーマジオウになってしまうあたり、彼もまた王になるための素質はあったのかもしれない。その成り立ちは非常にいびつで、救いがないが。
最終更新:2021年09月01日 02:45