カラドボルグ

【名前】 カラドボルグ
【読み方】 からどぼるぐ
【音声】
【登場作品】 仮面ライダーセイバー
【初登場話】 第36章「開かれる、全知全能の力。」
【分類】 大いなる剣
【使用者】 イザク/仮面ライダーソロモン

【詳細】


オムニフォースワンダーライドブックに宿った「大いなる剣」と呼ばれる大剣。
巨大なる終末の書をもって世界を崩壊へ導く力を持ち、イザクが仮面ライダーソロモンへと変身すると共に自動で実体化し装備される。

セイバーら劇中の剣士達が持つ聖剣とは似て非なる存在で、セイバーに登場する仮面ライダー達はワンダーライドブックを聖剣に読み込ませる、
あるいはセットし変身するため、変身前から手にしているのが基本。
だが、この大剣のみソロモンオムニフォースの変身が行われないとその姿を表さない。
そのため仮面ライダーソロモンへの変身はワンダーライドブック単体で行われる。
なおこの特徴は仮面ライダーストリウスも同様だが、あちらはカラドボルグに類する剣が存在しないため、ソロモンのみに見られる特徴である。

その外見はキングオブアーサーワンダーライドブックを使うことで呼び出されるキングエクスカリバーに酷似し、巨大なカラドボルグのオーラを作り出し、ソロモンがカラドボルグを振るう動きに連動させることで、
巨獣や城塞を単騎で攻略することも可能とされている。

また呼び出したカラドボルグのオーラはキングオブソロモンと呼ばれる巨大剣士へと変形。
ソロモンの指示で敵対者に襲いかかる。

オムニフォースワンダーライドブックは全知全能の書復活の儀式の失敗によって作り出されたもので、
本来儀式が成功していた場合誕生したとされる新たな聖剣は神山飛羽真の手に渡った「刃王剣十聖刃」だったことが明らかになっている。
そうなると全知全能の書の力の一部であるオムニフォースワンダーライドブックもそうだが、このカラドボルグも刃王剣十聖刃のなり損ないという可能性も考えられる。

ただイザクが行った儀式で誕生したのはこの剣ではなくワンダーライドブックの方であるため、刃王剣十聖刃とは無関係である可能性も高い。
儀式に使われたワンダーライドブックの中にキングオブアーサーが含まれていたことから、その影響を受けている、
あるいは余談にて後述するようにエクスカリバーの原型をカラドボルグとする考察があるため、神話の伝承を元にオムニフォースワンダーライドブックが扱うにふさわしい剣として形作ったのがこの剣とする考えも出来るだろう。
超全集あたりで詳細が判明するだろうか。

【余談】

外見や変形機能を含め、キングオブアーサーワンダーライドブックに連動したキングエクスカリバーをリペイントしたもの。

カラドボルグとはケルト神話に登場するフェルグス・マック・ロイという英雄が持っていたという伝説の剣であり、
アーサー王伝説におけるエクスカリバー(カリバーン)の原型となったと考えられている。
キングエクスカリバーのリペイントなのはその繋がりと考えられているが、実はキングエクスカリバーの原型がこのカラドボルグではないかと見る視聴者も。

伝承におけるカラドボルグは無尽に伸縮する能力が有るとされ、「稲妻の一撃(単に稲妻とも)」という意味を持つ。
フェルグスはこの剣で丘の頭3つを断ち切ったとされている。
巨大な剣のオーラで遠隔攻撃が可能なのは恐らくこの逸話が元。強敵というアピールから見栄えの問題…かもしれない。

ドリルではない。

最終更新:2022年02月02日 02:27