【詳細】
桶谷彩夏の体内に眠る悪魔が「コングプロトバイスタンプ」の力で解放され、ゴリラの遺伝情報を獲得し出現した
デッドマン。
爬虫類風の身体を持つ悪魔が、上半身にゴリラを模した折り紙風の鎧を身にまとった姿をしている。
太い両腕が特徴的で、拳の代わりに今までのデッドマンでは頭部周辺にあった素体となる悪魔の顔らしき部位が配置されている。何故か2つある。
ゴリラの遺伝子情報を獲得したことで視界に入るもの全てを殴打したくなる衝動を抑えられず、
頑丈な両腕による凄まじいパンチが最大の武器。
また両腕は自身を守る盾でもあり、防御姿勢を取ることで相手の攻撃をブロックすることが出来る。
契約していたのは当初立てこもり事件を起こした吉田浪夫と見られていたが、実は被害者であったはずの「桶谷彩夏」こそが契約者本人。
アイドルをしている妹ばかりに注目し自分を蔑ろにする母親への不信感から悪魔と契約しており、誘拐事件も実際には彼女による自作自演であった。
しかし誘拐事件の被害者になっても母親は自分を見ようとしない。
溜まりに溜まったフラストレーションが爆発し、ついに彩夏はコング・デッドマンとの上級契約を果たしてしまう。
【余談】
モチーフはゴリラ。
ゴリラ単体をモチーフとした怪人は珍しく、41年ぶり。
初めて倒されたはずのデッドマンが再出現した例となる。
また上級契約を果たしたデッドマンとしても初。
後に登場したフェーズ2のデッドマンのデザインを考えると、
フェーズ1(仮)の段階で悪魔の顔が2つある場合、契約者が上級契約を交わしうる素質を持っていたことを表しているものと思われる。
ただ、
ブラキオ・デッドマンのように3つ顔を持っていても、フェーズ2以上にならずそのまま合体する稀有なデッドマンも確認されているため、何らかの特殊性を有するという目安という可能性もある。
最終更新:2023年02月07日 05:03