コング・デッドマン フェーズ2

【名前】 コング・デッドマン フェーズ2
【読み方】 こんぐ・でっどまん ふぇーずつー
【声/俳優】 内海誠子
【登場作品】 仮面ライダーリバイス
【登場話】 第4話「足りない愛情!アブナイ悪魔誕生!」
【所属】 デッドマンズ
【分類】 デッドマン
【フェーズ】 フェーズ2/ギフテクス
プロトバイスタンプ コングプロトバイスタンプ
【悪魔】 爬虫類系
【契約者】 桶谷彩夏
【特色/力】 パンチ力/跳躍力
【モチーフ】 ゴリラ、爬虫類、ヤギ(角)、悪魔

【詳細】

コング・デッドマンが契約者である桶谷彩夏と上級契約し一体化したギフテクスと呼ばれる上位のデッドマン。

フェーズ1(仮)時のボリュームある体型から契約者に合わせるかのような女性体型となり、細身の姿となった。
しかし能力は上級契約前とは比にならず、凄まじく上昇した腕力は衝撃波を生むパンチを繰り出しビルを粉砕可能とされ車も軽々と持ち上げてしまうほど。
また目にも留まらぬ超スピードで移動することが出来、市街地をナックルウォーキングで縦横無尽に飛び回る機動力も兼ね備える。

赤い剛毛に覆われた上半身に両腕は白い骨のような装甲に覆われ、深淵から浮かび上がるような人間の顔は青白く、側頭部からは捻れた角が伸び頭頂部は指を合わせたようで、まるで脳髄がむき出しになったかのようなグロテスクな姿をしている。
その姿は誇張抜きで「悪魔」そのもの。
フェーズ1時の悪魔の顔は胸部にある。

狂言誘拐の被害者を演じながらも母親である妙子は、全く自分の心配をせず妹のアイドル活動にばかり夢中になって気を配っていなかった(着信に気が付きながらも折り返そうとすらしていなかった)。
その事実を改めて突きつけられたことで彩夏は絶望し、アギレラの甘言に乗せられてしまいコング・デッドマンと上級契約を交わしフェーズ2へと強化変身を果たした。

フェーズ2となったデッドマンは最早自力で人間に戻れなくなることを代償に能力が大幅に上昇する。
母親の関心を奪う妹の美春を攫って姿を消し、翌日のビルの屋上に現れ殺してしまおうとするも、それを阻止せんとするフェニックスの部隊員達に包囲される。

そしてそこへ現れた妙子の謝罪を受けるも、フェーズ2の強大な力を制御できなくなって暴走。
自分のいる地点を粉砕し、その衝撃で美春が落下してしまうが、プテラゲノムに変身したリバイスが間一髪で救出に成功。

暴走したまま市街地をナックルウォーキングで飛び回るが、バイスもプテラゲノムとなりエアバイクへ変身し一輝を乗せてコング・デッドマンを猛追。
レックスゲノムへフォームを切り替え放たれたレックススタンピングフィニッシュによって悪魔との契約白紙化され彩夏とデッドマンが分離。

そしてそのまま空中で爆散した。

その後彩夏はフェニックスの施設に保護されることになり、その傍らには妙子の姿があった。
母子の関係がどうなるのかは…今後に期待、だろう。

【余談】

「上級契約」、「ギフテクス」と初描写となった要素の多いデッドマン。

幹部達が変身するデッドマン態もまた上級契約を果たしたことが公式サイトに記されているが、「悪魔と一体化し人間の姿に二度と戻れなくなる」といフェーズ2の説明に反し彼らは人間とデッドマンの姿を自由に切り替えることができるためフェーズ2以上の段階と思われる。
後に彼らはフェーズ3と呼ばれるギフの洗礼を受けた上位段階であることが確定した。またギフテクスとはフェーズ3に到達した個体を指し、フェーズ2は

上半身はゴリラというよりは振り乱した髪や角等山姥のような外見となっており、下半身はフェーズ1の爬虫類タイプの悪魔の部分が人体と溶け合ったかのような、蛇腹状の骨そのもののような異質なものへと変化している。

側頭部の角はヤギのようなねじれたもので、ダウンジャケットの要素がデザインに組み込まれているとのこと。

今回母親の気持ちを奪う母親への絶望、憎悪からフェーズ2に到達するまでの悪魔獣を生み出した彩夏だったが、妹の美春は自分のライブをこのデッドマンに台無しにされた上、公衆の面前で自分の姉が悪魔となり家庭環境に問題を抱えていたことを暴露されたため今後のアイドル活動継続が極めて難しい状況に追い込まれている。

悪魔はストレス等で強く育つとされているため、美春の悪魔が今後クローズアップされるのでは?という意見も見られた。
が、結局彼女の家族周りが描写されることは無かった。普通の家庭に戻ることは難しいことかもしれないが、少しでも打ち解けることが出来たと思いたい。

最終更新:2022年08月01日 23:09