ダイレンアイワルド

「ハーレムエンド…失敗~!」

【名前】 ダイレンアイワルド
【読み方】 だいれんあいわるど
【声】 逢坂良太
【登場作品】 機界戦隊ゼンカイジャー
【登場話】 第18カイ「いのち短し、恋せよゼンカイ!」
【所属】 キカイトピア/トジテンド王朝
【分類】 ダイワルド
【暴走パワー】 レンアイパワー
【作用したトジルギア レンアイトジルギア
【モチーフ】 ハートマーク、キューピッド、恐竜
【名前の由来】 大きくなったレンアイワルド、大恋愛+世界(英:World)

【詳細】

暴走したレンアイパワーがクダイテストに満ち満ちて生まれる巨大級レンアイ戦闘兵。

頭部がレンアイワルドと同じ形状へと変化すると共に、人格も同一のものへと変化。
レンアイワルドと同様アイシアローを装備しているが、顔の弓矢も使うことが可能になり、放った矢が刺さった相手を自分に強制的に惚れさせる「ラブミードゥ」を使う。

「モテるワルドは辛いレンアイ~♪」


誕生直後ラブミードゥでゼンカイオージュラガオーン&ブルマジーン、ツーカイオーカッタナーを自分へ惚れさせ、アイシアローでまとめて薙ぎ払う。
しかしその攻撃さえもダイレンアイワルドに惚れてしまった介人達にとって見れば「ご褒美」であり、自分の能力が決まったことで彼らにとどめを刺そうとするも、それすら誰が最初に止めを刺されるかを競う始末。愛ってそういうものじゃないと思う。

それを嘲笑いながら眺めていたダイレンアイワルドだったが、決着のつかない現状に対して介人が「誰が一番なのか」と問いただしてきたため、面食らったのかそれに対して「誰でもいい」と答えてしまったためマジーヌが7股野郎と激怒。

それを皮切りとして介人らもダイレンアイワルドに恋愛感情が裏返った激しい憎しみを抱き囲んで袋叩きに。
そして必殺技すら使われること無く3体のロボにタコ殴りにされたダイレンアイワルドは上述のセリフを叫び爆散した。

【余談】

スーツはレンアイワルドに使われたパーツをそのままクダイテストをベースにして載せ替えたもの。

マジーヌの7股発言だが、ゼンカイオージュラガオーン(操縦席にいた介人+合体済みのジュラン&ガオーン)、ゼンカイオーブルマジーン(合体済みのマジーヌ&ブルーン)、ツーカイオーカッタナー(ゾックス+カッタナー)の7人が術中にはまってしまったため。

フリントは地上にいたため効果を受けておらずツーカイオーはメインとして合体している以外の方の意識は無いようなので、腕と化しているリッキーは外されている。

能力としては不特定多数の人間達を影響下に置くワルドの時に比べると、自分自身を対象にすることで効果がより協力になっている。
しかしワルド時の欠点である恋愛がこじれた場合の怒りの矛先は自分自身に向かうというものが変わっておらず、7股を肯定も否定もしなかった優柔不断さから全員にボコボコにされるという末路になった。現実でもだいたいそうなる。

ハーレムエンド失敗、と言い残し爆散したがハーレムとは1人の男性を複数の女性が取り巻く状況を指し、それに伴い主人公を複数のヒロインと結ばれた状態でエンディングを迎えた状態を言う。
基本的にギャルゲー等で見られるエンドの一つだが、フラグ管理等が大変である場合が多く、ある意味手間がかかるぶんのご褒美であるとも言える。
ラブコメ作品では主人公を複数のヒロインが取り合うという展開は珍しくないし、ジャンルとしての醍醐味である。
しかし最後には一人のヒロインが選ばれ、選ばれなかったヒロインは「負けヒロイン」等と呼ばれる場合もあるが、そちらにも当然ファンはいるので蔑称にもなるため表に出しては行けない。
ハーレムエンドになりかけて失敗し、主人公が悲惨な末路を迎えるという作品が無いわけではなく、とある作品がアニメ化する際にそのエンドで放送したことで物議を醸したことがある。
Nice boat.

最終更新:2022年02月01日 16:20