クダイテスト

「オ呼ビデスカ~?」

【名前】 クダイテスト
【読み方】 くだいてすと
【声】 不明
【登場作品】 機界戦隊ゼンカイジャー
【初登場話】 第1カイ「キカイ世界はキキカイカイ!」
【所属】 キカイトピア/トジテンド王朝
【分類】 戦闘員
【モチーフ】 恐竜
【名前の由来】 砕いて捨てる?、砕く+比較表現の最大級「~est」?

【詳細】

トジテンドに属する最上級キカイノイド兵。

クダイターに更なる強化改造を施した結果、47mの巨体を持つまでに至った。
赤色のハニカム状のパネルが組み合わさったモニタニックアイから超高熱の光線を発射し、敵を焼き尽くす。

その長い尻尾も十分に強力な武器であり、その巨体でトジテンドに仇為す者を粉砕する。

第2カイではキノコワルドから飛び出た「キノコトジルギア」をうっかり踏み付け、暴走したキノコパワーの影響によってダイキノコワルドに変貌してしまった。
この件は完全な事故であり開発者のイジルデも驚いていたが、即座にその仕組みを見抜いて次回以降の作戦に反映させることとなった。

第3カイ以降はワルドが倒された現地に出現し、その場に残されたトジルギアを踏み付ける事でダイワルドに変化するようになる。
但し、ダイスシワルドダイドアワルドに変化した個体のように必ずしも踏み潰す必要はないらしく、溢れ出たパワーを吸収する事でダイワルドへの変身を遂げた。

単純にワルドが巨大化した存在ではないが、ダイワルド化すると同時に言動がワルドと同じものに変化している為、トジルギアから何らかの情報を溢れ出たパワーと共に受け継いでいる可能性もある。

クダイテストそのものが巨大戦に追加で呼び出される場合もある(第4カイのセコンドクダイテストなど)。

第31カイではイジルデがバージョンアップしたニュークダイテストを完成させ、ダイギュウニュウワルドが撃破された直後に出撃し、そのまま2体が戦闘に投入された。

第32カイではニュークダイテストを素体としたダイサカサマワルドが誕生し、トジルギアに対応できるようにイジルデが調整を施した模様。
しかし、ニュークダイテストは量産ができないらしく、新型が登場した後も通常のクダイテストが出撃し、ダイワルドの素体となっている。

【余談】

海賊戦隊ゴーカイジャー』の下士官スゴーミンなどのように「巨大化する戦闘員」や『獣電戦隊キョウリュウジャー』のゾーリ魔のように「同族同士で合体して巨大化する戦闘員」は過去にも存在するが、「最初から巨大に製造された戦闘員」というのは非常に珍しい。

騎士竜戦隊リュウソウジャー』のマイナソー完全体、『魔進戦隊キラメイジャー』の邪面獣ジャグチヒルドン、同作のクダイテストと3年連続で巨大な敵が第1話から登場する事になった(但し、『キラメイジャー』の邪面獣よりもその素体に当たる闇獣が最も近い)。

「クダイタ―を改造した姿」という設定だが、その外見はもはやメカ怪獣に近く、ベースとされるクダイターとは全く似ていない。
頭部はレジスターに付属するバーコードスキャナーにも似ている。

『全力全開!』によると、デザインコンセプトは「クダイターをさらに砕いた姿」らしく、クダイターをバラして再構成したような姿をしている。
戦隊モチーフは、自ら巨大化できる黒騎士ヒュウガの黒い民族調のコスチューム。

尚、あらかじめ改造する前提(劇中では不慮の事故ではあった)の巨大怪人だが、『特命戦隊ゴーバスターズ』のメガゾードとは違い、等身大の怪人とは明確に自意識が別、所謂完全な別人である(ある意味では『爆竜戦隊アバレンジャー』のトリノイドギガノイドのような関係とも言える)。

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素体怪人
最終更新:2025年03月05日 02:40