バリデロ

【名前】 バリデロ
【読み方】 ばりでろ
【声】 堀川りょう
【登場作品】 仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル
【分類】 地球外生命体
【特色/力】 炎を操るロッド/光の障壁
【モチーフ】 仮面ライダーWの左翔太郎、ジョーカーサイド、メタルサイド、トリガーサイド、
【名前の由来】 バルドル?

【詳細】

ギフの死後空に生じた裂け目から出現した未確認生命体。

同じく裂け目から出現したイザンギと共にかつてギフに文明を滅ぼされた惑星の出身であり、地球でギフが敗北した事を知り来訪した。
ギフの力を利用しようと目論んでいたようで、五十嵐家に生まれた末弟の五十嵐幸四郎を加えた一輝ら四兄妹を襲撃する。

人類を「下等な種族」として見下す等高いプライドを持ち、炎の操る頑強なロッドを振り回しての肉弾戦を得意とする。
また左翔…光障壁を展開する能力も持つ。
イザンギの指示を受けて直接戦闘を行う役割を持つようだが、立場自体はイザンギと対等のようで言葉のやり取りもタメ口で行っている。

MOVIEバトルロワイヤルリバイス編冒頭で空の裂け目から出現し、温泉旅行中の一輝らを襲撃。
救援に駆けつけた門田ヒロミから装備一式を受け取ってエビリティライブ、インビンシブルジャンヌ、アルティメットリバイに変身した五十嵐兄妹と戦い圧倒する実力を見せつける。

バイス/仮面ライダーバイスが消滅し本来の半分以下の力しか出せないアルティメットリバイがイザンギに敗れると、本来の目的である幸四郎を手にしてその場から離脱。
ゲームマスター」なる人物の協力を受けていたことを仄めかしながら、イザンギがそれを出し抜いてギフの力を手に入れそのまま地球を離れようとしていることを咎めていたが、そこへ幸四郎を奪還するべくやってきたジャンヌ、ライブ、ジュウガ、ゲットオーバーデモンズ、アギレラの5大ライダーがやってきたためそれを迎撃。
人数さを物ともせずに杖術を駆使して戦うも、アギレラ、ゲットオーバーデモンズ、ジャンヌの必殺技を立て続けに受けて一時的に行動不能に陥る。

だがイザンギがスタンプのようなものを幸四郎に押し当て悪魔を分離しそれを吸収することでギフの力を得てパワーアップし、彼からエネルギーの供給を受けることで戦闘に復帰する。
強烈な攻撃でライダー達を変身解除に追い込みとどめを刺そうとするも、そこへ一輝が死の淵から蘇り、奇跡的に復活したバイスと共に駆けつけると二人は揃ってアルティメットリバイスへ変身。

本来の調子を取り戻した二人に圧倒され、アルティメットバイスの必殺技を受け撃破された。

【余談】

声を演じたのは堀川りょう氏。
侍戦隊シンケンジャーにおける筋殻アクマロを担当しているが、ライダー作品で声を担当したのは仮面ライダーリバイスにてジュウガドライバーのシステムボイス以来。
敵怪人役としては初めて。

なおイザンギ役の神谷浩史氏とはリバイス本編にて第31話にて本人役として共演しており、劇場版の敵怪人に抜擢されたのはそれ繋がりか?
あるいはその時点でバリデロ&イザンギの声を担当することが決定していたことから本編にも登場したのか?

堀川りょう氏の代表的な持ちキャラとしては某ドラゴンのボールを集める作品においてのベジータが最も有名だが、劇中人間を下等生物呼ばわりしているのはそのオマージュでは?と言われている。

デザインモチーフはイザンギとセットで仮面ライダーW。
バリデロは左翔太郎が扱うガイアメモリのうち、ジョーカー、メタル、トリガーサイドの意匠が反映されている。
頭部は道化師と翔太郎が被っている帽子、金属製フレームのような部分はメタル、青い装甲はトリガーの要素。
「炎を操る頑強なロッド」はヒートメタルの要素と、その武器であるメタルシャフト、左手に備える銃はトリガー要素とトリガーマグナムから。

最終更新:2024年02月13日 18:16