幻夢コーポレーション

【名前】 幻夢コーポレーション
【読み方】 げんむこーぽれーしょん
【登場作品】 仮面ライダーエグゼイド
【分類】 会社/敵組織
【名前の由来】 幻の夢の企業

【詳細】

仮面ライダーエグゼイドシリーズに搭乗する企業。

檀正宗が一代で築き上げたゲーム会社であり、国内シェアはトップという大企業。
だがゼロデイと呼ばれる事件をきっかけに社長が政宗の息子である檀黎斗へと交代している。

ライダーガシャットは幻夢コーポレーションが開発したゲームカセット型のアイテムであり、劇中では仮面ライダーに変身する機能を持たないガシャットと同じ形のゲームが発売されているとされる。

この会社を築き上げた正宗は「世界一のゲーム会社を創る」という夢を追いかけており、その幻にも等しい夢を実現すべく文字通り人生のすべてを捧げていた。
一方2代目社長である檀黎斗は自らが考案した仮面ライダークロニクルを完成させるため、CRの面々を欺きつつバグスターを利用し目的を遂げようとしていた。

物語の中盤に差し掛かり、マキシマムゲーマーレベル99となったエグゼイドを中心としたドクターライダー達によって檀黎斗が敗北し、パラドの手によって彼が粛清されるのと入れ替わるように檀正宗がゼロデイの罪が冤罪だったため釈放され再び社長の座についたものの、
正宗の目的もまた究極のゲームこと仮面ライダークロニクルを完成させ世界展開させることが目標であり、バグスター側の思惑が働いて大きく改変されならがも完成した仮面ライダーを一般発売させ、自らはマスター版の仮面ライダークロニクルガシャットバグルドライバーⅡを使い本来はゲムデウスを倒すための伝説の戦士という設定だった仮面ライダークロノスへと変身。

仮面ライダークロニクルを終わらせようとする宝生永夢らCRと対立することとなる。

その中でバグスターとして復活した檀黎斗…いや檀黎斗神を迎えたCR達はポーズ機能や仮面ライダークロニクル運営側として強権を行使する檀正宗を止めようと奮闘。
最終的に敗北した檀正宗は自害する形で消滅し、仮面ライダークロニクルの被害者達はその時点では救うことが出来なかった。

だが分解された被害者たちのデータは完全には消えておらずプロトガシャットの内部に保管されており、そのロックを解除すれば蘇る可能性が判明。

そして檀正宗が消え、檀黎斗神もまた外に出られないよう厳重な監視の元隔離措置が取られた状況になってしまい、さらには仮面ライダークロニクルを広めた責任諸々の問題が残ったが、ニコが己の資金力によって大株主となり、ライダーガシャットさえ作り出せるゲームクリエイターとしての腕を買われた小星作が新たな社長に就任。
再びゲームを世に送り出す真なるホワイト企業として再生を続けていくこととなった。

【仮面ライダージオウ】

タイムジャッカーの干渉のせいか、アナザーエグゼイドの歴史改変の余波によるものかは不明だが、「檀ファウンデーション」と全く違う名前の会社として存在している。

当初は檀黎斗が正宗を殺して社長の座につき、社名を変更したとも見られていたが、実際にははじめから幻夢コーポレーションではなく、檀ファウンデーションという名称だったことが明らかにされた。
一方幻夢コーポレーション製と思われるロゴマーク(GENM)の入ったゲーム機が劇中に登場しているのも確認されている。

上記の通り幻夢コーポレーションの名前の由来は檀正宗の「幻にも等しい夢を実現させる」という大きすぎる目標に由来しているため、ジオウの世界では壮大な夢は見なかった模様。
ただその一方檀黎斗は父親から凄まじいプレッシャーを与えられていたらしく、アナザーオーズとなった彼は父親を殺害して会社を乗っ取るという強行に至っている。

【仮面ライダーアウトサイダーズ】

仮面ライダーゼロワンの世界をベースにエグゼイドとコラボした仮面ライダーゲンムズ、その続編に当たる仮面ライダーアウトサイダーズではヒューマギアとして蘇った檀黎斗が天津垓が立ち上げたサウザンインテリオンを乗っ取る形で「幻夢無双コーポレーション」に変えてしまった。

檀黎斗(ヒューマギア)はアウトサイダーズへ移行した物語には登場していないが、その前日談に当たるエピソードにてスマートブレイン仮面ライダー555)の買収工作を受け会社を奪われてしまった。

どこの世界でも社長交代や企業乗っ取り等の荒波に晒される会社である。社員が可哀想。

【余談】

ゲンムコーポレーションとも書かれる場合があるが、正式名はこの項目名にもあるように「幻夢コーポレーション」。仮面ライダー図鑑でも確認できる。


最終更新:2023年10月17日 02:38