【詳細】
クダックに「ダイコントジルギア」を組み込み、捨てるところがないまま誕生した
ワルド怪人。
卸金の上に乗った上半分ほどのダイコンを模した顔を持つ
ワルド。
卸金が首輪のようにも見え、ダイコン型頭部をガッチリと首輪で堅められたようにも見える。
まぁ明らかに卸し途中のダイコンを意匠化したものだろう。
ダイコンの根をひげ、ヘタの部分と葉っぱの部分がチョンマゲのようにも見える。
組み込まれたダイコントジルギアが発するダイコンパワーを悪用し、捨てられた物に意思をもたせそれをけしかける「恨みの大混乱」という能力を持つ。
捨てられたものの定義はかなり広く、一般的なゴミはもちろん、それに含まれる賞味期限切れの調味料、ペン、果ては廃車が勝手に動き出す等絵面のシュールに笑える場面に反してその危険性はかなり深刻。
賞味期限切れといえども調味料をぶっかけられれば当然危ないし、廃車が勝手に動いて突撃してくるのは命に関わる。
それ以外にも本人はダイコンを模した「大棍棒」という
バットのような武器で武装し、シンプルかつコミカルな見た目に反してかなりの強敵。
世界そのものの定義を書き換えるタイプではなく、ダイコンワルドの能力は既存物体に対して
トジルギアのパワーを反映させ意のままに操作する付与タイプのため、恨みの大混乱の定義をダイコンワルド自身がある程度操作できる。
そのため、介人達の住まう人間界と
キカイトピアは第1カイにて融合しきらずお互いに中途半端な混ざりもの状態になってしまった上、人間界に放り出されてしまった
キカイノイド達は生まれ故郷を「見”捨てた”」と拡大解釈し、
キカイトピアという一つの世界を操作することさえ可能となり、双方の世界の融合を加速させるというラスボスクラスの凄まじい力を発揮した。
とても大根をモチーフにした怪人が行う力とは思えない。
ただ本人がそのこじつけた使い方に気がついたのはあとになってから。
【余談】
モチーフは大根。というよりは大根おろし中の様子。
スーツは
ニンジンワルドへ改造された。
声を担当した村岡弘之氏はスーツアクターを兼任している。
最終更新:2024年02月11日 01:01