兜武神デーボス

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【名前】 兜武神デーボス
【読み方】 かぶとぶしんでーぼす
【声】 江川央生
【登場作品】 王様戦隊キングオージャー
【登場話】 第32話「遭遇!キョウリュウ!」
【所属】 デーボス軍(キングオージャー)
【分類】 デーボモンスター
【創造者】 ダグデド・ドゥジャルダン
【集める感情】 ブレイブ
【成分】 カブトムシ、武将、甲虫甲冑、ブレイブ、最終進化、など
【配合】 デーボスウォード、デーボストール、テンカブトアーマー
【特記事項】 蝶絶神を超越した、カブトムシの化身
【モチーフ】 カブトムシ、蝶絶神 デーボス
【名前の由来】 カブトムシ+悪魔(英:demon)の親分(英:boss)?or滅"ぼす"?

【詳細】

ダグデド・ドゥジャルダンが地球へと送り込んだ新たなるデーボス軍(キングオージャー)の首領。

全身を頑強なテンカブトアーマーで覆った鎧武者のような姿を持ち、口元にはかつて獣電戦隊キョウリュウジャーに破れた蝶絶神 デーボスを思わせるX型の蝶のようなパーツが見られる。
ブレイブを体内に吸収して自らのパワーに変換する能力で世界中からブレイブを集め、獣電竜を捕獲して閉じ込めることでキョウリュウジャー達のキョウリュウチェンジを封じ込めるとデーボス城を居城にしつつ地球を支配していた。

ブレイブとは人間が持つ感情、勇気の証。
かつての蝶絶神を超越したカブトムシの化身にして、最強最悪の宇蟲王自らが送り込んだだけあり圧倒的な力で全人類の排除を目的としている。

戦闘においてはテンカブトアーマーの防御力と、大剣デーボスウォードから繰り出す戦国武将のようなビートルネードという豪快剣技を得意技としている。
また首元にかけたデーボストールに大量のブレイブを注ぎ込むことでそれをスイッチとした兜増殖を発動することで自由自在に巨大化が可能。

普段は自身が作り出したデーボ・センキングと大量のゾーリ魔に人間の制圧を任せ、彼らが集めたブレイブを己の力として取り込むことに集中していたが、ダグデドが地球へ送り込んだ王様戦隊キングオージャーの面々がきっかけでこれまで虐げられてきた人々や、キョウリュウジャーが復活。
途絶えていたはずの地球のメロディーも再現されたことでキョウリュウジャー達が完全復活し、追い込まれることとなる。

【余談】

スーツは蝶絶神の改造では?という意見もネット上で見られるが公式側からのコメントは現時点で無い。
読本待ち。デザインベースであるのは間違いないだろうが。

かつてのデーボスが蝶をモデルに最終進化を遂げたのに対し、こちらはカブトムシをモデルにした純戦闘特化型の進化を遂げている。

またキョウリュウジャーにおいて、暗黒種デーボスとよばれたそれは、創造主デビウスによって作り出された惑星を滅ぼすための生物兵器であったことが判明しているが、デビウスとダグデドがどのような関係なのかは定かではない。
しかしキングオージャー本編にてダグデドが「全ての昆虫型生命体の創造主」であることが語られたことにより、デーボスそのものがダグデドの生み出したもので、デビウス自体は宇宙五道化と同じポジション、あるいはデビウスそのものも宇蟲王によって作り出された存在、とも考えられる。
蝶絶神も兜武神も双方昆虫をモチーフとした怪人であるため、蝶絶神をベースにダグデドがデザインしたのが兜武神の方で、蝶絶神と兜武神は関わりがないとも言える。

両者がどのような関係性なのかは公式情報を待つとして、声を担当した江川央生氏はキラメイジャースピンオフ作品のヨドンナシリーズにおけるヘルンの声を担当して以来の出演となる。
特撮作品でも度々出演する常連声優の一人でも有り、炎神戦隊ゴーオンジャーでは味方側の炎神バスオン役としても出演。
魔法戦隊マジレンジャーでは凱力大将ブランケン役としてレギュラー出演し、天装戦隊ゴセイジャーではユニベロスヘッダーのバリ・ボル・ダラ動物戦隊ジュウオウジャーではプリズナブル等多数出演している。
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーでは極めて強力な怪人であるライモン・ガオルファングとして強烈な印象を視聴者に抱かせた。

最終更新:2024年07月25日 03:07