【名前】 |
ヨドンナ |
【読み方】 |
よどんな |
【声優】 |
桃月なしこ |
【登場作品】 |
魔進戦隊キラメイジャー |
【初登場話】 |
エピソード25「可愛いあの巫女」 |
【所属】 |
ヨドンヘイム/ヨドン軍 |
【分類】 |
皇帝直属秘書 |
【邪面】 |
舌を出した青い邪面 |
【一口メモ】 |
ここは笑う場面であってるかな…? |
【モチーフ】 |
カラス |
【名前の由来】 |
淀み+マドンナ |
【詳細】
ヨドンヘイムの存在の中では唯一邪面を被っていない生身の姿をしている。
青い軍服に両肩にはカラスの装飾が有り、銀髪のボブカットを揺らす美少女。
小柄な女性にしか見えないが体術で為朝を一蹴する実力が有り、手にした「悪漢鞭(あっかんべん)」は打ち据えた相手を5人に分裂させ、命を削って限界を超えた強制パワーアップをさせることが出来、
ベチャットを
ハイパーベチャットへとパワーアップ出来る。
皇帝陛下直属ということもあり、ヨドン軍においての立ち位置はこれまで作戦立案を担当していた
クランチュラ、クリスタリアを裏切りヨドン軍に参加した
ガルザよりも上。
クリスタリア宝路のシャイニーキラメイチェンジャーを気に入り、泥をこねて
ヨドンチェンジャーを作り出すなど、その能力は未知数。
一人称が「ボク」のいわゆるボクっ娘。
初登場時は巫女服姿にコスプレしていたこともあり普通の地球人にしか見えず、彼女を目にした為朝は思わず一目惚れしてしまった。
しかしその可憐な容姿とは裏腹に性格は極めて苛烈。
これまで作戦指揮を取っていたクランチュラに対し制裁を躊躇わず、自らの地位を主張して強引に言うことを聞かせるなど攻撃的。
相手を煽るように舌を出す動作が癖で、その際にカラスの鳴き声がSEとして入るのが特徴。装備が鞭ということもあって女王様のようでもある。
人間に対しては「大好き」と嘯くが、「恐怖に打ちのめされてボクらに
闇エナジーを与えてくれるんだもん」という言葉の通りその真意は人間を家畜同然にしか見ていない傲慢さからくるもの。
彼女の能力でパワーアップしたハイパーベチャットだが、その強化は一時的なもので短時間でその強化の反動によってベチャットは自壊してしまうが、部下は消耗品として使い捨てることに何の躊躇も抱いていない。
エピソード25から登場するが、クランチュラの作戦が手ぬるいと感じて自ら出てくることにしたようで、ヨドン皇帝が本格的に動き出すことをキラメイジャーへと伝えていた。
そしてパワーアップさせたハイパーベチャットを使い捨てキラメイジャー達を敗北させると、その場から立ち去ろうとするが仲間の大切さを為朝から諭されるも一笑に付し、
バクダン邪面を5人に増殖させ、ヨドントンネルを作り上げることで大量の
邪面獣を地球に移動させ支配しようとしていた。
その後
カナエマストーン・エネルギアの力によってキラメイジャー達がゴーキラメイジャーへとパワーアップしバクダン邪面が撃破され、為朝に説かれた仲間の強さを目の当たりにしたことで表情を歪めヨドンヘイムへと帰還した。
そして彼女のことを気に入ったというガルザと手を組むことになるようだが、ガルザと共同戦線を組むことは多くとも、彼女自信堪え性がないので自分が思う通りの展開にならないと即座に帰還してしまうため、ほとんどの作戦で成功を見たものはない。
しかしヨドンアイビーの種を利用した作戦はあと一歩のところまで進み、失敗したのもキラメイジャー達による必死の抵抗の末編み出された充瑠のヒラメキが作用してのことで立案能力自体は優秀である。
エピソード37ではクランチュラがヨドン皇帝と直接対面したと知り激しく動揺。
実は彼女自身は皇帝直属秘書というポジションながら、皇帝に直接対面したことがなかったことが明らかになった。
ヨドンチェンジャーを通した通信でのやり取りでしか指示を受け取っていなかったらしく、見下していたクランチュラがあっさり皇帝と対話できた事を知ってかなり驚いていた。
しかし同エピソードにて、彼女はヨドン皇帝が複数持つ人格の一つであり、ヨドンナ自身がヨドン皇帝そのものであることが明らかにされた。
ヨドン皇帝の顔面(邪面?)に蝶番で接続された左右の邪面のうち、左側の舌を突き出し相手をあざ笑う邪面を装着することでヨドンナへと戻る。
逆にヨドンナからヨドン皇帝に戻る際もヨドンナが舌を突き出すと共に青の邪面へと戻った後、肉体が皇帝のものへと変化する。
皇帝としての意識が表面化した状態ではヨドンナの意識は無く、情報の共有のためには通信機器を通したやり取りが必要。
その様子を見たクランチュラは訝しげに「自分で自分に命令している…?不可思議な光景だ」と呟いていた。
彼女以外にもヨドン皇帝の人格は存在し、右側に存在する赤い仮面を司るのは「
シャドン」という別人格。
【余談】
エピソード25の予告では巫女服姿しか登場していなかったためサプライズでの幹部登場となり、
その濃ゆいキャラクターも相まって一気に話題となった。
ヌマージョという招集予定だった女性幹部の存在はあったものの、彼女はオラディンに倒されたことでヨドン軍との合流は叶わず、ヨドンナが初のヨドン軍女性幹部となる。
なお令和初の女性幹部であり、さらには顔出し幹部としては実に8年ぶりの存在となるヨドンナ。
現在の情勢を鑑みたのか、肌の露出を抑える造形の衣装を着用しており、顔出しの女性幹部としては
特命戦隊ゴーバスターズの
エスケイプ以来の登場となる。
演じる桃月なしこ女史はコスプレイヤーとして活動する傍ら、美容クリニックの准看護師としても働いており、オーディションでは自分の性格のわるいところをあえて全面に押し出すことで勝ち取ったというエピソードが公式サイトのインタビューで語られている。
最終更新:2023年01月19日 20:06