マンガワルド

「連載打ち切り――――!」

【名前】 マンガワルド
【読み方】 まんがわるど
【声】 野津山幸宏
【登場作品】 機界戦隊ゼンカイジャー
【登場話】 第28カイ「週刊少年マンガワルド大図解!」
【所属】 キカイトピア/トジテンド王朝
【分類】 ワルド/キカイノイド
【世界】 マンガトピア
トジルギア マンガトジルギア
【名産】 珠玉の生原稿
【名物】 フキダシプラカード、没原稿爆弾ダック
【モチーフ】 吹き出し、漫画の原稿、インク壺、ベレー帽、Gペン

【詳細】

クダックに「マンガトジルギア」を組み込み、締め切り前に誕生したワルド怪人。

ベレー帽を引っ掛けキャンバスに広げた漫画の原稿を模した頭部、右手はGペン、左手はインク壺、吹き出し型のプラカードを備えた杖を持つ。

マンガトジルギアから得たマンガパワーを悪用し左腕からインクを補充した右腕のペンを駆使し「執筆スプラッシュ」という光線を発射。
この光線があたった相手は誰もがマンガにコミカライズされる”珠玉の生原稿”と化してしまう奇怪な漫画の世界を作り出すことが出来る。

マンガ原稿に変えた人々を集めそれらを一冊に製本した「週刊少年マンガワルド」を創刊する事ができる。
コミカライズされた者はコマ割りされた原稿の中でしか会話することができなくなるものの、二次元化されたとはいえ外界のことは認識出来、発した言葉は吹き出しの中に表示され音としても聞こえることからこの手の能力としては意外にも抜け道が多い。

とはいえ原稿は紙であることから、破れたり物理的に破損した場合命の危険がある。
マンガワルドはそのコトを利用し、製本するのはそういった人々を一箇所に集めまとめて人質にする等悪知恵が働く。

クダックを「アシスタント」と呼び、自分の能力を使うことを「漫画を描く」と表現するある意味クリエイター気質の性格。
「発売前の本をかってに読むのは悪いことだから(発売後)買って読んでネ」と比較的まともな発言もしているが、人々を勝手に漫画に変えてそれを喜ぶ等ワルド怪人として性根はネジ曲がっている。

面白い漫画を見るとそちらに引き寄せられるという性質も持つという弱点があり、罠とわかっていても本を読むことに抗えない。
その内容が面白ければ面白いほど、作戦やその他諸々全て投げ出すほどにのめり込んでしまう。

【余談】

モチーフは漫画…だが、漫画を描くための環境を人形に落とし込んだジオラマめいたデザイン。
デザインを担当したのは他のワルドと違いK-suke氏ではなく、篠原保氏が行っている。

声を担当した野津山幸宏氏は特撮初参加。

最終更新:2024年07月03日 04:31