ブンドリオ・ブンデラス

【名前】 ブンドリオ・ブンデラス
【読み方】 ぶんどりお・ぶんでらす
【声】 松本梨香
【登場作品】 爆上戦隊ブンブンジャー
【登場話】 バクアゲ1「届け屋のハンドル」
【所属】 大宇宙侵略大走力団「ハシリヤン」→爆上戦隊ブンブンジャー
【分類】 元ハシリヤン開発担当/車型宇宙人
【エンジン】 不明
【スピード】 不明
【カスタム】 不明
【ファーストラウンド】 コース/不明
【セカンドラウンド】 コース/不明
【ファイナルラウンド】 コース/不明
【ナンバー】 不明
【モチーフ】 不明
【ナンバーの由来】 不明
【名前の由来】 爆上戦隊ブンブンジャー+アントニオ・バンデラス

【詳細】

爆上戦隊ブンブンジャーに登場する車型の宇宙人。

一流のメカニックとしてブンブンカーやブンブンチェンジャーといったアイテムを自作し、自らブンブントレーラーというマシン形態へ変形、さらには巨大化も可能。
巨大化した苦魔獣との戦いでは他のブンブンカーを武装することで「ブンブンジャーロボ」となって自ら立ち向かう。
愛称は「ブンブン」、「ブン様」。

ダジャレ好きな明るいムードメーカーとして振る舞っているが、その実何かあると思い詰めてしまい一人で抱え込んでしまう脆さも併せ持つ。
今でこそ範道大也所有のガレージで暮らしているが、元々はビッグバングランプリという宇宙全土を巻き込んだカーレースのレーサーだった。
ビュンディーことビュン・ディーゼルはチームメイトであり、彼からも実力を認められ友人でもあったのだが、ライバルでもあったことから自分とは正反対の彼に対し少なからず劣等感を抱いているフシもある。

温厚な性格かつ、仲間たちが険悪になろうものなら自ら仲裁に入るほどの仲間思いだが、かつてのチームメイトであるビュンディーに何も言わず姿を消すといった行動を取ることも。
生来の開発者気質故に、思い切った行動を取ることを苦手としており、データを十分に取ったうえでの走りはビュンディーにも認められるほどであったのだが、ブンドリオ自身はかつて近道だが危険度の高いルートを選択しなかった際に、その判断が原因で敗北したことがトラウマになっている模様。

地球にやってきたのは偶然であったが、ビッグバングランプリのレーサーとして負け込み自身を喪失していたブンドリオは、"ファン"を自称する何者かから受け取った強化パーツを組み込んでレースに参加したものの、そのレースで事故を起こした上、ファンから受け取ったパーツがレース規定に違反するものだったことを指摘されライセンス剥奪処分を受けてしまう。

そのままではチームメイトであったビュンディーまでもが連帯責任に問われかねないと判断したことから、彼に何も言わず一人だけ姿を消したブンドリオはとある人物に声をかけられる。

「あたしゃね…アンタには負けの美学を、感じるんだよ」

「あたしの見立てじゃアンタのメカニックの腕、誰にも負けやしねえ」



「誰だお前?」

「これからの男、ワルイド・スピンドー…」


自称ファンを締め上げたうえで飲んだくれるブンドリオの前に現れたのは大宇宙侵略大走力団「ハシリヤン」の”走大将”、ワルイド・スピンドー
彼に誘われるままにハシリヤンに入ったブンドリオは、「走れなくなったものを復帰させる」というかつての自分を救うかのような甘言に従う形で苦魔獣等の技術開発を担当することとなった。
バクアゲ1にて苦魔獣の存在や巨大化のメカニズムを知っている発言をしていたのはこのため。

しかしある時、スピンドーが自分の技術力を悪用する形で組織拡大に利用していたこと、さらにはハシリヤンという組織そのものの悪事、スピンドーの底知れぬ”邪悪”さ、そして組織に加入するきっかけとなったビッグバングランプリのライセンス剥奪に至るまでの一連の経緯が全てスピンドーによるマッチポンプであったことを知ってしまう。
これに耐えられなかったブンドリオはスピンドーを大銀河警察に告発し、彼を監獄に入れることに成功する。

…だが、その時既にハシリヤンの影響力は大銀河警察にも及び上層部と癒着していたことからスピンドーの野望が潰えることはなく。
ハシリヤンから裏切り者として追跡隊長から命を狙われることとなり、襲撃されたブンドリオは地球に流れ着きそこがちょうど大也の所有する土地であったことから彼に助けられたのが二人の出会いであった。
ビッグバングランプリへの夢を語るブンドリオに惚れた大也は協力を約束。

そして再びビッグバングランプリに参加した際のチーム名が「ブンブンジャー」…
今はハシリヤンの魔の手から地球を守るために戦う戦士達、爆上戦隊ブンブンジャーはここから始まった。


そして時は流れ現在。
死んだと思われていたブンドリオの生存がディスレースによって判明し、それがスピンドーの知るところになったことから遂にハシリヤン”走大将”の目が地球に向けられることとなったのだった。


【余談】

声を担当する松本梨香女史はブンブンジャーEDも担当。
声優としては同じ車系戦隊である炎神戦隊ゴーオンジャーにてボーセキバンキ役で出演して以来。

巨大ロボ相当が第1話からキャラクターとしてのレギュラー出演を果たすのは珍しく、また女史はかつて地球戦隊ファイブマンにてバズーカに変形するアーサーG6役としてレギュラー出演した経験があり、戦隊ヒーローをサポートし共に戦い、マスコット枠でもあるというブンドリオとの共通点が多いキャラクターでもあった。
ちなみに松本梨香女史は初代車系戦隊である高速戦隊ターボレンジャーにも出演経験があり、むしろその作品は特撮初参加である。



最終更新:2024年12月26日 11:43